清水港のMARSⅡで妻と挑んだ船キス釣行。中潮・水温25℃の中、足元直落としと青イソメの1匹掛けで入れ食いに突入し、シロギス16匹を筆頭に良型のイシモチもゲット。初心者連れの船釣りのコツと熱中症対策も紹介する釣行記。
26年7月11日(土)
清水港 MARSⅡ
道具立て
奥さんと僕の2人分。
奥さんは着底わかりやすいように0.6号タックルを、僕は1号タックルを使った。
- 23 ラワイヤ メタルティップゲーム サーベルテンヤバーサタイル S662ML(ツリノ)
- 20 ヴァンフォード 2500SHG(シマノ)
- シグロン X4(サンライン)
0.6号 200m - シーガー 船ハリス(クレハ)
3号 2m SCノット - チチワ結び
- 23 L-ジギーズSSD S640/FSL(テイルウォーク)
- 19 ストラディック 4000XG(シマノ)
- PE X8(シーガー)
1号 300m - ショックリーダー ナイロン(バリバス)
20lb 3m PRノット - チチワ結び
使用仕掛け・エサ
- 固定式天秤:10~12号
- 既製品仕掛け
- 針:6号 長:0.7~0.9m
- 針:8号 長:約1m
- エサ
- 青イソメ(中)
- 赤イソメ(中)
- ハイブリッドクロス
硬度F15 イソメタイプ
ロスト
- ちょい投げ仕掛け:4つ
根掛かり切れは無し。
オマツリで切った分と、針サイズ落としたくて交換した分でのロスト。
釣果

- シロギス:16
- ヒイラギ:4
- マメアジ:1
- イシモチ:1
- なし
釣行時間中まんべんなく釣れていた。

潮汐:気象庁より(測点:清水港)
水温:P-treeから取得したデータに補正値をかけたもの
釣況
海況




釣行時間:10:55~13:20(実釣:11:15~13:00)
天候:薄曇
水温:約25℃(現地の計測値)
潮周り:中潮 新月向かい(月齢25.9)
満潮時刻:0:59(139cm)/15:59(143cm)
干潮時刻:8:32(26cm)/21:06(109cm)
実釣エリア:清水港内
(水深15m前後)
風:北からの風 のち 無風
潮色:濁り気味
暑い、とにかく暑い。うちは2人とも空調服装備だったがそれでも暑かった。
最初は風が吹いていたがじきに止まってしまい灼熱であった。
潮も変動激しく、序盤は流れていたのだが徐々に弱まり終盤はほとんど停滞していた。
序盤も潮と風が相反してしまい船が流れづらく、釣り座を変えながら対応していった。
強いウネリを心配していたが出船するとほとんど感じない。港内ということもあるのだろうが釣りづらさは全く感じなかった。
しかし、船釣り初心者が多いこともあってか船酔いは出てしまい、大人子供含めて3人ほどダウンしてしまった。そのうち1人はうちの奥さん。
今年はシロギスの当たり年でどこでも好調。良型も上がるが数も多いので初心者でも釣りやすい。
午前便で出ていた船は『アタリが多いがサイズそこそこ』と話していたらしいので、当日も魚影は濃い様子。
同船・他船の状況
僕たち2+2+2+3で9名、うち3名が子供。
船の四隅にそれぞれのグループが入る形で僕たちは右舷ミヨシ。だが釣るときは船の流れに合わせて左舷に寄ったり右舷に寄ったりしていた。
子供まで含めて全くの未経験者は無し。多分うちの奥さんが一番の未経験者だったと思う。
終始ポツポツ釣れており船中の釣果はまずまず。
シロギス以外にはマメアジ、イシモチ、ヒイラギ、チャリコなどが釣れていた。
同時刻・同エリアには遊漁船は見当たらなかったが、午前便でシロギス出船している船は多く釣果も上がっていた。
どの船でも10cm~20cm 40匹くらいの釣果報告。
レポート
出船まで
9:00~11:00
当日朝に荷物積み込んでも時間に余裕があってすごい楽。眠くないし最高である。
じーじばーばの到着を待って出発した。

途中コンビニでお菓子やら買ってマリーナ到着は10:20ごろ。ちょうど他の方や船長が到着したタイミングであった。
挨拶を交わしながらタックルを組み身支度を整える。奥さんのライフジャケットは親父のベルトタイプの物を借りたのでサイズ合わせも忘れない。
いち早く身支度が済んだので荷物を持って船に行くと乗船していて良いという。
乗船名簿を書いてもまだ時間に余裕があったので奥さんにイソメの付け方をレクチャーした。
うちの奥さん、イソメを触ったりちぎったりは問題ないのだが、慣れないので逃げられてしまう。ホタテっ粉をガンガンまぶして頭をつかむ練習をしてもらった。
ちぎるのは抵抗なくとも上手にできないようでそれも練習。
などとやっていたら全員集まり定刻、出船となった。
ファーストフィッシュ
11:00~11:15
清水港を眺めながらポイントへ向かう。船長も操船に気を使ってくれているのか、潮や揺れが酷くないので心地よい。
船に不慣れな奥さん、立っているとヨタヨタしちゃうので座っててもらう。
10分ほど走ってポイントに到着。

水深15mくらい。とりあえずやってみましょう
ということで釣り開始である。
まずは奥さんの竿を使って実演。
奥さんのタックルには10号オモリ、6号針の仕掛けの組み合わせに青イソメで開始してみた。

アンダーキャストでそこらへんに投げ底をズル引き。

こうやって投げてー、底をズルズル引きずるイメージで動かしてー、時々止めてー・・・
などと説明していたらなんかアタった気がする。と同時に

潮と風向きがかみ合わないのでいったん上げてください
というアナウンス。竿を奥さんにタックル返して上げてもらったら本命のシロギスが付いていた。船中ファーストフィッシュ頂きである。

パターン探索
11:15~12:15
ポイントを変えて再開。結果的にはこのポイントで最後までやることができた。

潮の流れが速いのでオモリは重たい方がいいかもしれません。船は流れるので足元に落としても大丈夫。左舷側が払い出される方向なので、そっちに寄ってもらった方が楽だと思います
とアナウンスがあったので、まずは2タックルともオモリを12号に変更。
投げなくても良いなら一気に簡単になるので船べりから真下に落として様子を見ると、確かに結構な速さで払い出されていく。
奥さんに再度タックルを渡して着底がわかるか見ているとなんとなくできている様子。エサも何とか付けれているので完璧である。
オマツリ解いたりや魚外したり、タナを確認したりの補助はたまに必要だがそれ以外はできているので僕も釣り開始。
12号オモリに8号針、赤イソメで初めてみた。
アタリは出るがなかなか乗らない。魚の活性は悪くない様子だけど食い込みが浅いだろうか。
奥さんはポツポツ釣っているので若干焦る。
最初の工夫で針サイズを奥さんと同じ6号に合わせてみた。

これはナイス判断だった。アタるけど乗らず…の展開が無くなりアタれば釣れる状態に持って行けた。
エサもせっかく3種類あるので色々試してみる。
イソメ触れなかったときのために買ったハイブリッドクロス、奥さんがイソメ触れたので僕が使うことにしたのだが初使用である。結論としてちゃんと釣れた。


使う頃には解凍されていたが溶けたり崩れたりといったことは無し。
要するにエサを練りこんだワームの様で、実際のイソメとしたら太目の青イソメの硬さに近いだろうか。
魚に取られやすかったり、投げて外れてしまうという使いづらさもなく初心者向けに良いように感じた。
半面アタリの数は明確に減った。イソメのように動かないので誘う力が弱いんじゃないだろうか。置き竿では使いづらいと思うので、ハイブリッドクロスなりの工夫は必要であろう。
でもこの日の大当たりは青イソメの1匹掛け。
奥さんがイソメを切れないために始めた妥協の結果なのだがこれが入れ食いだった。
入れ食い
12:15~13:00
このころには潮も落ち着いてきており、釣り座を右舷ミヨシに戻して足元に落としながらやっていたのだが入れ食いである。
落として1mほど(仕掛けの長さ分のイメージ)巻き上げたら瞬間でかかってくる。
奥さんダブル、僕1匹の合計3点掛けなどもあり楽しくてしょうがない。

この時のセッティングは
- 6号針ちょい投げ仕掛け 長1m位
- 12号オモリ
- 青イソメ1匹掛け
- 足元に直落とし
といった塩梅。船中全体もポツポツ上がっていたので魚のやる気とタイミングも嚙み合ったのであろう。
船長からも

濁っているのでエサを大きめにしてアピールするのがいいかもしれません。
とアナウンスが入り確信を得られた。
30分ほど好調に釣れ続けて一気に数を伸ばすことができ、ついでにゲストのイシモチまでゲット。

徐々にアタリが遠のき、奥さんもダウンし・・・、と良い時間は長続きしなかったが、満足したまま納竿の時間を迎えることができた。
最後はサービス
この日は早朝にイカメタルのリレーで出船していたらしいのだが、なんと船長が釣っておいてくれたらしくお土産にスジイカを頂いてしまった。
さらに帰路では停泊していたクルーズ船の横を通り抜けるサービスも。
見ることのない角度から大型船見れるのである。同乗していた子供たちも喜んでいたが、僕もたいそう楽しかった。
奥さんの様子

船釣り2回目(2年目)、釣りも4回目?くらいの奥さん。僕が釣り出来るようにできるだけ自分で頑張ってくれていた。
まずは本人にも「楽しかった」と言ってもらえたのが最大の収穫。
アタリも多く凪や潮の条件も悪くなく、日柄に恵まれたのも良かった。
イソメを触れるかが一番のハードルであったがそこはクリア。鳥育てたりして虫に耐性あったのが幸いした。
ただ、触れても千切るのが難しいらしく、本人曰く「堅い」とのこと。
それに加えて滑って逃げてしまうのと、つける針が小さいのが相まってエサ付けが億劫になってしまっていた。
魚も触れるのだが
- 揺れる船の上で
- 竿を危なくないところ(ロッドホルダー等)に置き
- 魚を手元に寄せ
- ビチビチ動く魚をフィッシュグリップでつかみ
- 小さい針を外す
という作業が難しく、結果的に魚外しは全面的に僕が請け負っていた。
キャストは流石に無理で、これは一切やったことが無いのでしょうがないと思われる。
安定しない足場でしかもアンダーキャストは厳しい。足元に落として釣れる今回の展開には助けられた。
船はそれほど揺れなかったのだが、船が動いていないときでも安定して立てていなかった。釣りの最中も手すりに体を預けながらだったし、何度かヨタヨタと転びそうな場面もあった。
開始一時間経過したくらいで「気持ち悪い」と言われたので酔い止めを飲んでもらったのだがそこから30分ほどでダウンしてしまった。が、これは後から考えれば熱中症だったのかも。
帰港後は僕と一緒に家系ラーメン食べられるくらい元気だったが、総じて僕のアテンドにまだまだ課題があるように感じた。
結果
船長から頂いたスジイカを含めてこんな感じ。
シロギス以外まで持って帰ってきてるのウチだけだった。恥ずかしながら美味しく頂きました。

シロギス

| 12.4cm~16.5cm | 合計 345g | 16匹 |
ヒイラギ・アジ・イシモチ

ヒイラギ
| 8.4~11.2cm | 合計 64g | 4匹 |
アジ
| 12.7cm | 23g |
イシモチ
| 19.6cm | 109g |
まとめ
釣りとしてはおおむね成功。アテンドの反省点は次に生かしたい。
初心者は当たり年に連れていく
下の娘のデビュー戦も今年やったのだが、シロギスにだいぶ助けてもらっている。当たり年でイージーに釣れるのが本当に良い。
釣れない釣りは楽しくないのである。イっちゃってると忘れがちなのだけど。
初心者は「釣れている釣り」に「釣れているとき」に連れていくのが本当に大事。
ロッドホルダーは沢山装備
バケットマウスにロッドホルダーを2個装着していったのだけど、立ち位置によっては竿を挿しづらく、魚が釣れた時に奥さんが困っていた。
持っている限りのロッドホルダーを付けておけばよかった。
とにかく座っててもらう
走行中はもとより、釣ってる最中も足元がおぼつかなかったりするのでおっかない。
魚を外したりの短い間でもとにかく座ってもらった方が安心である。
酔い止めは先に飲ませておいた方が良い
酔うか酔わないかは何回か船釣りやってみないとわからないと思うのだけど、気持ち悪くなって釣りできなくなるのが一番よくない。時間とお金がもったいないと思う。
アネロンは強いのでいきなり飲ませるのに迷うけど、全年齢用酔い止めを念のため飲んでもらった方が良い気がする。
熱中症対策
特に今年は暑さが苛酷で当日も厳しかった。
- 塩分・水分は早めに摂ってもらう
- 意識して多めに摂る
- お茶類はやめてスポドリにしておく
カフェインが良くない。麦茶などのノンカフェインは良い - 足元は涼しくする
辺りが有効な対策だと思う。
特に体温を下げやすいように足元をマリンシューズ等にしておくのは効きそう。
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