26年5月24日、清水港海づり公園に小1のお嬢とデビュー釣行。
ちょい投げではシロギス・ヒイラギ各6匹、サビキではマメアジが入れ食いで40匹。さらにフカセ師からクロダイ39.5cmを頂くボーナス付きの大成功となった。
子連れ釣行ならではのコツや反省点もあわせてまとめています。
26年5月24日(日)
清水港 海づり公園
道具立て
僕のものはごくごく一般的なエギングタックル。
- 19 ブリゲイドフリップ BGF852S-M(天龍)
- 20 ヴァンフォード 2500SHG(シマノ)
- シグロン X4(サンライン)
0.6号 200m - シーガー 船ハリス(クレハ)
3号 2m SCノット
子供のものは市販の安い入門セット。180cm=6ftくらいで小1女子がちょうど良さそうなサイズ感だった。
使用仕掛け・エサ
ちょい投げは、オモリが重たくするとお嬢が巻くの大変そうなので6号。根掛かりもないし、遠投も必要ないのでこだわらなくて大丈夫そう。
仕掛けはいつ買ったか分からん既製品。ちょい投げ用で短い物なので、針サイズだけみて使用した。
エサは青イソメの中型サイズ。200円分で余るくらい。
- ちょこっと投げ天秤 6号(ツリノ)
- 既製品仕掛け 2本針
- 針:8号 長:0.8m
- 針:6号 長:不明(0.8m程度)
- 青イソメ(中)
サビキは前情報として『魚が小さいので3号くらいの仕掛けがベスト』と聞いていたので、ワカサギに使っている2.5号の仕掛けをチョイス。
1.2mで子供には取り回ししづらいかと思ったが、僕がエサ入れたり魚外したりするから全く関係なかった。針のサイズだけ見ていたのでスキンカラーとかは適当。
サビキカゴはうちにあったもの。これもつける位置とか大きさとか全くこだわっていない。
エサはチューブのアミエビ。これも1/3くらい余った。
- サビキカゴ プラ製下カゴ
- ハイパーアジキャッチ7(ツリノ)
- 針:2.5号 長:1.2m
- アミ姫 600g(マルキュー)
ロスト
- ちょい投げ仕掛け 3つ
- サビキ仕掛け 2つ
オマツリや根掛かりでのロストはなく、仕掛け交換と釣り終了で捨てた分。
釣果
サビキで釣れたネンブツダイのみオールリリース。

- シロギス 6
- ヒイラギ 6
- マメアジ 40
- ネンブツダイ

潮汐:気象庁より(測点:清水港)
水温:P-treeから取得したデータに補正値をかけたもの
費用
- 利用料:1,950円
大人:1,000円 延長:300円/時
子供:500円 延長:150円/時
先払い 延長は後払い - エサ:約700円
計:2,650円
釣況
海況



釣行時間:6:30~11:30(実釣:7:00~11:00)
天候:曇 のち 晴
水温:18.3℃(現地の計測値)
潮周り:小潮 満月向かい(月齢7.3)
満潮時刻:0:05(128cm)/11:30(107cm)
干潮時刻:6:27(84cm)/17:51(54cm)
実釣エリア:清水港海づり公園(水深8m前後)
風:北東の強風 ⇒ 徐々に弱いが吹きっぱなし
潮色:平常の青緑
3~4日前にまとまった雨が降ったがゴミや水潮などの影響はなし。今年は赤潮が多く発生しているが、見える範囲では全く見られなかったので良い状況だったと思う。
風が強い。ちょい投げもサビキも釣りに支障はないのだが、選んだ釣り座は向かい風になってしまう向きだったので、お嬢の髪がずっとバサバサだった。
風が強すぎて注意報が出るとオープンしない施設なので、強いといっても問題ない強さではあるのだが。
強風のせいで肌寒く感じる。僕は春用の私服にシェルジャケットでちょうどよいくらい。お嬢は長袖長ズボンにジャージの上着+ライフジャケットで上半身は厚着だったのだが「あしが さむい!」などと言っていた。
しかし10時ごろになると一転して暑い。日差しの有無で体感温度がだいぶ変わる。
風波は立っていたが白波にはならないくらい。港内ということもあり落ち着いた海面。
6号オモリのちょい投げや下カゴのサビキが素直に動いていたので潮はほとんど通ってない。
抵抗感も感じなかったので上から下まで妙な潮も差していなかったと思う。
いつもの釣りに比べて圧倒的に浅いので感覚が合ってないのかもしれないけど。
釣り座はクランクの部分。釣り座の指定などはなく早いもの順で好きな場所を選べる。

他の方々は?
サビキでコノシロ・マメアジ・ネンブツダイを釣っている方は確認できた。他にムツッコ(クロムツの幼魚)やカサゴもつれていた様子。
お隣の方もマメアジを大量に釣っていたのでアジの魚影は濃い様子。
手練れのフカセ師が数人いらっしゃって40cmくらいのクロダイを数尾あげていた。
朝のスタート時点で50名超くらい。
帰るときに受付で確認したら、昼時点で100名程度の利用者ということだった。
全体的には『常にポツポツ誰かが釣っている』という感じで、セッティングが合っていれば釣れている・合っていないと粘っても釣れない、というイメージだった。
レポート
釣り開始まで
5:30~7:00
お嬢が起きるのが早い、早すぎる。楽しみにしてくれているのは嬉しいのだが。
身支度を済ませて荷物を積み込み。

6時過ぎに出発、駐車場には6時半に到着した。
この段階で15台ほど先客がいて受付に並んでいる。7時オープンのつもりで到着したのだが、オープンは6時半ですでに受付開始している様子。
「とにかく子供はトイレに行かせたほうが良い」と聞いていたので最優先でお嬢のトイレを済まさせる。その間に竿を伸ばしてラインを通し、スナップまで結んでおく。
トイレが済んだらライフジャケットを身に着けていざ出発、受付を目指す。
荷物は25Lクーラーとバケットマウスにまとめてあるのだが、両手に荷物を持って歩いていくとそこそこ疲れる。道のりが遠いのである。
受付に到着してルールの確認と支払い、受付を済ませ入場。
桟橋に立つと思ったよりも風が強い。横風より向かい風のほうがまだマシだと思ったので、向かい風になる向きで浮き輪の近くに釣り座をつくることにした。
魚用のバケツと手洗い用のバケツに水を汲み、道具をセッティングして釣り開始である。

お嬢の釣行
とにかく興味を失わせたら負けである。釣り座に着いたらお嬢のタックルを最優先で支度する。
投げて着底まで取ったら釣り方の説明開始。『竿をサビいて』とか『落ち窪みを見つけて』とか、テクニックは一切考えない。

ハンドルくるくる回して、ピタッと止めて。またくるくる回して、ピタッと止めて。これを繰り返してみて。
と少しでもシンプルに説明して竿を渡す。

わかった!と言うので竿を渡して自分のほうを準備開始。
サビキで様子を見るか、ちょい投げでフォロー入れるか・・・。と迷っていたら

おっおっおっおっ
なんかびくびくしてるとおもうよ!!
とか言い出すのである。まさか1投目で釣れると思っていないではないか。焦ってしまう。

ゆっくり回してごらん。巻くのとめちゃダメだよ。
で回収したらなんと本命のシロギスがついていた。

開始5分で初釣果、しかも本命。最高の滑り出しでスタートすることができた。
狙って出した結果ではないのだがこれが本当に良かった。
最初に1匹釣ることができたので、やってることを疑わないでちゃんと取り組んでくれる。ちゃんと取り組んでくれるので釣果につながる。この好循環につなげることができた。
これ以降も定期的に魚が釣れてくれたので最後まで釣りを続けてくれた。
続けてくれたと言っても急にいろいろできるわけではない。
エサをつけ・キャストし・着底を取り・糸ふけを巻き取ったところで竿を渡してからがお嬢の釣りスタート。

くるくる ぴたっ!
くるくる ぴたっ!

なんかおもたいから いるとおもうよ!

さきっちょぴくぴくしてる! さきっぽ うごいてるから いるとおもうよ!!

はずれるなー!はずれるな!

おりゃー!
などとはしゃいでいた。
2時間ほど取り組み、ちょい投げ終盤には自分で投げて自分で巻いて…と、ちょっとずつできることが増えていた。
後方確認はうるさいほど念を押し、チェックも欠かさなかったが、周囲の方々も非常に好意的で問題なくキャスト(の練習)をさせることができた。

開始数回は毎投釣れてくれていたちょい投げも、2時間ほどでほとんど釣れなくなりお嬢が飽きてしまった。
その分僕の手が空いたのでサビキを試してみると、底から1m上げたところでマメアジが入れ食いになる。急いでお嬢のタックルをサビキに変え釣り方を教える。

これ(リールのベール)をバチっと上げたらオモリが落ちていくから。
糸が出ていかなくなったらバチっを戻して、3回くらいくるくる巻いて。
と、やはりできるだけシンプルに教えてやらせてみる。
底を取る感覚がわからないようで適当な水深でベールを戻してしまうのだが、それだけフォローしてやればタナを取った瞬間に入れ食いになる。僕のコマセが効いているのか、コマセが出ていなくても問題なく釣れてくれる。
底取りだけ見てやればハンドル回してタナを取ることはできるので、ちょい投げよりさらに自分で釣りをすることができていた。

それでもエサ入れと魚外しは僕の役目。自分の竿もさばきつつお嬢のほうも面倒を見て、写真を撮る暇もないくらい忙しかった。
サビキも2時間ほど楽しんだところでトイレが限界。
道具を置いて行けないし、小魚ばかりで良い量になっていたので11時に撤収することにした。
比較的集中して取り組んでくれたとは思うが、やはり子供なので飽きるのが早い。
- 5分釣りして
- 10分お菓子を食べ
- 5分釣りして
- 10分魚を観察して
…と一時も落ち着いていない。

頼ると釣りしなくなるから、今回は絶対にYouTubeとかスマホに頼らない。
と心に決めていたのだが、お菓子とスープ、シースルーバケツのおかげで無事に達成することができた。

特にシースルーバケツは良かった。
ちょっとした時間にものぞき込んで楽しんでいたし、釣った魚を雑に放り込んでおけるから釣りは楽になるし。マストアイテムである。

ちょい投げ
7:00~9:30
ここからは釣行自体のレポート。まずはちょい投げから。
お嬢の面倒を見つつ隙間で最初に用意したのはサビキ。
ちょい投げがダメだった時にすぐ切り替えれるよう様子を見てみる。

しかし、ちょい投げは1投目から釣れるわ、サビキは全層しつこく探ってもアタリでないわで完全に裏目に出た。
早々に見切りをつけ、僕もちょい投げに移行する。
半端に余っていた8号針仕掛けにタラシ2~3cmのイソメをつけてキャスト。

僕のエギングタックルは、お嬢のタックルの後に触ると素晴らしく振り抜けが良い。ラインの感度も段違いだし、リールの巻き感も比べ物にならない。
いつも頓着せずに使っているのだけど

やっぱり良い道具は良いよなあ
などと再確認しながら釣りをする。
だが道具が良いのに釣れないのである。毎投アタるのでやる気ある魚はいるのだろうが乗せきれない。
針サイズを6号に落としてみる。

そしたら効果あり。交換後1投目に早速釣れた。

たぶん魚が溜まっているエリアがあるのだけど、向かい風だわ腕が悪いわで安定して投げ込めないのである。エサに対してもシビアでタラシ長めじゃないとダメ。
ちょうどよいところに、ちょうどよい仕掛けで、ちょうどよいエサをつけて、ズル引きで入れてくると必ずアタる。ゲーム性があって面白いのだが問題点が一つ。
ヒイラギしか釣れないのである。
ヒイラギはお嬢も釣っているのだけど、お嬢はシロギスもちゃんと釣っている。対して僕はヒイラギのみである。
餌付けもキャストも僕が行ってるし仕掛けも全く同じものを使っている。細かいタックルの違いはあるが概ね同じ条件と考えてよいだろう。
違うのは誘いだけ。僕は竿をサビいて地形を見ながら工夫しているのだが、お嬢は

くるくる ぴたっ!
くるくる ぴたっ!
と無心にストップ&ゴーを繰り返すのみ。やはり殺気がいけないんだろうか…。

おとうさんは つらないの?
などと無邪気に煽られながらようやく本命を上げたのは8時半ごろ。

ここから親父の威厳を見せつけたかったが、このシロギスを境目にアタリがめっきり遠のいてしまった。
サビキ
9:30~11:00
ヒイラギすら釣れなくなり沈黙の時間が続く。釣りやってりゃいつものことなのだがお嬢は飽きてしまった様子。
今までが順調すぎたのである。潮時かと思い、帰るか聞いてみたら

まだ がんばる
というので続行。
ちょうどコノシロが釣れているのを見たので再度サビキで様子見。先ほどの仕掛けを残しておいたので付け直して落としてみる。
上から1mずつ、落としてステイして丁寧に探っていくけど反応なし。
着底してしまったので、今度は下から1mずつ探っていくことにして竿を下に向けて大きく頭上までシャクり、竿先を下に戻しながら1m巻くという船釣りコマセスタイルで探ってみた。
コマセが出づらいカゴなので、大げさに動かして沢山コマセを出す目論見である。

コマセが効いてきたのか、上から底まで何回か探っているうちに底のほうでビビビッと気持ちのいいアタリ。
正体が分からんので追い食いを待たずに上げてみると、コノシロではなかったけどマメアジ。

大急ぎでお嬢の仕掛けも付け直し親子でサビキ釣り開始。底のほうに居るのがわかっているので、底を取ってゆっくり巻きながらタナを確定させる。
1mくらい巻いたところで再度アタリが出るのでタナは確定、今度は追い食いを待つと

お嬢もすぐに釣っているのだがこちらはネンブツダイ。着底が取れておらずマメアジのタナに合っていないみたいなのだがこちらも入れ食い。

僕の仕掛けを落としてタナに合わせて置いておき、お嬢のカゴにエサを詰め、仕掛けを落とさせて、着底が取れているか確認し、僕の竿を見たら魚ついているので大急ぎで回収して魚を外し、お嬢を見たら魚釣っているので魚を外してやり、再びお嬢のカゴにエサを詰め、お嬢の着底をまた確認し、僕のカゴにエサを詰めて落とし、またお嬢が魚釣っているので竿を置いて魚を外し…。体感で1人の釣りより3倍は忙しかった。
だんだんコマセが効いてきたのかタナも上ずってきておりマメアジこいのぼりも達成。

比喩ではなくやればやるほど釣れる状態だったのだが、ここらへんでお嬢が限界を迎えタイムアップ。
大急ぎで片付け、こぼれたコマセを洗い流して撤収した。
結果
ベテランフカセ師から40cmくらいのクロダイを頂いてしまった。

おおものだぁー
と大はしゃぎ。ありがとうございました。

全体はこんな感じ。

シロギス

| 12.0cm~14.5cm | 合計108g | 6匹 |
ヒイラギ

| 11.7cm~12.5cm | 合計153g | 6匹 |
アジ

| 8.0cm~10.0cm | 合計338g | 40匹 |
クロダイ

| 39.5cm | 1049g |
まとめ
デビュー戦としてみると大成功じゃなかろうか。子連れ釣行の反省点などなどをまとめてみた。
釣り座は他と干渉しないところ
画像の向きで投げるので、クランクの角部分だとほかのお客さんと高い確率でマツってしまうのである。

例えば桟橋の先端部分で釣りをすれば発生しないオマツリである。場所が悪かった。
子供連れならなるべく他の方と干渉しない場所に陣取ったほうが無難である。
まきこみ防止の工夫
子供にリールを巻かせると勢いよく巻くので、仕掛け接続の金具をトップガイドに巻き込んでそのうちティップを折りそう。
- シモリ玉等のクッションを入れる
- ドラグを緩くする
- ウキ止め糸等で止める目印を作る
など、ティップを折らないためのひと工夫をしたほうが良い。
仕掛けの種類は多めに
ちょい投げは仕掛けを替えたら釣れるようになったし、サビキも自分たちが釣れている仕掛けをお隣の方に渡したらすぐ釣れるようになっていたので、状況に合わせていくのが重要となる。
現地に行かないとわからないので、特に針の大きさ違いで色々な仕掛けを持って行ったほうが良い。

子連れならお菓子とバケツはマストアイテム
子供はとにかく10分と釣りをしていないため、今回はお菓子とシースルーバケツにとても助けられた。
海ということもあってお腹もすくのだろうか、お菓子すごい勢いで食うので「こんなにいる?」くらい沢山持って行ったほうが良い。
バケツも手洗いとか魚入れたりとか水汲んだりとかそもそもが必須アイテムなので、どうせ持っていくならシースルーバケツがおすすめである。
椅子などあったほうが良いかも
家族連れではキャンプ用の椅子を持ってきている方が多く快適そうだった。
子供を大人しくさせておける面もあるから持っていけば間違いなく便利ではある。荷物がとても多くなるから難しいところだが、持って行けるならあったほうが良いかも。
数倍疲れる覚悟を
大人の初心者をアテンドしたこともあるが、それの比じゃないくらい忙しい。体感一人釣行の3倍は大変だったと思う。
仕掛けを落とすのと、仕掛けを巻き上げる以外はすべてやるつもりで連れて行って、だんだん慣れてきたら一つずつやれることを増やしてやるくらいの気持ちで行ったほうが良い。

自分は釣りの補助のつもりで行く。
気持ちでちょうどよいかもしれない。
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