25年10月18日(土)
焼津小川港 大丸
にて
道具立て
- 23 ラワイヤ メタルティップゲーム サーベルテンヤバーサタイル S662ML(ツリノ)
- 20 ヴァンフォード 2500SHG(シマノ)
- シグロン X8(サンライン)
0.6号 60m - ショックリーダー ナイロン(バリバス)
16lb 3m PRノット
サーベルカブラ用に持ち込んだ。…つもりだったけど、糸巻量が少なすぎてロクに使えず。糸200m入ってるつもりで全然入っていなかった。
何かスプール痩せてるなあ、とは思ってたんですよ。
- 18 カレントライン キャスティズム 74ML(ゼニス)
- 21 セルテートSW 5000XH(ダイワ)
- グラップラー 8(シマノ)
2号 300m - オーシャンレコードショックリーダー(バリバス)
40lb 1m PRノット - P-14 ソリッドリング(オーナー)
内径4.0mm 80lb
カツオキャスティングタックル。
実はキャスティングでカツオ釣ったの今回が初めて。
- 21 紅牙AIR N69XHB-MT(ダイワ)
- 19 炎月CT 150PG(シマノ)
- UVF 紅牙 デュラセンサー X8+Si2(ダイワ)
0.8号 270m - ショックリーダー ナイロン(バリバス)
20lb 3m PRノット
タイラバ・サーベルテンヤ・サーベルカブラなんでもござれのライトタックル。
今回は自分じゃなくて同行者が使う用。
- 20 サクラマスジグ SSD C650(テイルウォーク)
- 24 オシアコンクエストCT 300MG(シマノ)
- オシアジガー MX4(シマノ)
1.2号 600m - オーシャンレコードショックリーダー(バリバス)
35lb 5m PRノット
金州タイラバタックルなので近海で使うには強すぎるんだけど問題なかった。
使用ルアー
サーベルカブラ

- 駿河湾タチウオスペシャル カスタムスペアフック(ツリノ)
- オモリ切替ピンⅡ L(ハリミツ)
- ナツメオモリ 20号
もしくは - タイラバヘッド 100g
- サーベルテンヤ用サンマ切身
写真の通りの構成。
ナツメオモリでリーダー荒れるのが嫌なのでオモリ切替ピン(オモリ部分ワイヤーになる)を使用。
副次効果として、タチウオカッターも防げるんじゃないかと期待している。
頑張ってオモリ塗ったけど、結局釣れたのは普通のタイラバヘッド使っている時だった。
タイラバ
- ヘッド100g~150g
- 強めのカーリーネクタイ
- 熟成タイラバアクア クワセカーリースリム
- 3本フック Mサイズ(メーカー不明)
- バックファイヤーキャップ(ジャッカル)
もしくは - チェンジストッパー(ハヤブサ)
とにかく熟成タイラバアクアがキモ。僕はこの色しか持っていなかったが絶好調だった。他にUVパールヒイカ使っていた方も居てそちらも爆釣。
ヘッドは定番の
| 商品名 | カラー | 重さ |
|---|---|---|
| 鉛式ビンビンスイッチ | グリーンゴールド | 120g |
| TGビンビンスイッチ | ブライトオレンジ | 120g |
| TGビンビンスイッチ キャンディ | ブライトイエロー | 100g |
なるべく目立つカラーを使用。特に傾向はみられず、着底さえ取れていれば問題なさそう。
ネクタイは波動の強い物を選択。
| 商品名・形状 | カラー | メーカー |
|---|---|---|
| マスターカーリー | オレンジゴールド | ジャッカル |
| ドラゴンカーリースリム | トリプルチャートゼブラ | ハヤブサ |
| マスターカーリー ストロング | バロットチャート | ジャッカル |
| ツインカーリー | オレンジ グリーン | ? |
釣れたのは上の2種類。
早い時間はオレンジで、時間が経つにつれチャート(黄緑)が良かった。僕だけでなく船全体がそんな雰囲気。
キャスティング
- TGベイトスリム SLJ(ダイワ)
30g AFブルピン - ジャコフック(シャウト!)
M

シラスパターンだったので少しでも小さくなるようにセッティング。
これでも喰わない群れはどうやっても喰わなかった。
ルアーをリーダーから切り離した直後にナブラが沸いたので、ソリッドリングとリーダーの結束がユニノットという適当さ。それでもちゃんと釣れたしロストしなかった。
ロスト
- サーベルカブラ一式:1組
同行者が根掛かりでロスト。
オモリ切替ピンもオモリも一式無くなってしまった。
釣果


タチウオ2
シロアマダイ4
マダイ2
カツオ3
無し
大型は釣れなかったけ良型ばかりでリリース無し。
船べりリリースとかバレはボチボチ…。
費用
船代:12,000円
(後払い)
計:12,000円
釣況
海況

釣行時間:3:00~10:30(実釣:4:00~10:15)
天候:晴
水温:22.4℃(実測値)
潮周り:新月向かいの中潮(月齢26.2)
満潮時刻:3:26(141cm)/16:05(155cm)
干潮時刻:9:34(54cm)/22:12(66cm)
実釣エリア:焼津沖⇒久能沖 水深50m前後
風:ほぼ無風
水色:若干緑の青


釣行前の一週間が雨続きで水温が急落。21℃~24℃で安定しなかった。
河川から流れ込んだゴミも水潮の雰囲気も無かったので、水温以外の雨の影響は少なかったと思われる。
夜から明け方にかけては流石に寒い。
一日を通して、シェルジャケットは脱がない状態での釣行となった。
終始0.5kt~1kt未満で流れていた。
潮の流れが緩く、スイッチ使うと海底に刺さるのが明確にわかる。
風も弱くてほとんど押されていなかったと思う。
時折イワシの反応が海底から10mほどで入っていた。
また、シラス船団も出来ていたので、ベイトは比較的多かったと思われる。
前日にあちこちでカツオナブラ爆沸き。
そのため急遽キャスティングタックルを持ち込むことになった。
僕の釣り座は
- タチウオ:左舷胴の間
- シロアマダイ:右舷胴の間⇒トモから2番目
※ドテラ - カツオ:ミヨシを交代しながら
同船・他船の状況
船のメンバーは、僕たちグループ2人+3人グループの計5人。
3人グループは釣具屋の店員さんでいずれも大ベテラン。
僕も含めた船中の釣果は
- タチウオ:5本
- シロアマダイ:約20本
- マダイ:約4本
- カツオ:8本
ゲストにトラフグ・メイゴ(クログチ)・カマスなど。
タチウオはウタレで好調。1kg超えの大型も上がっていたようだった。
それ以外のエリアで良い話は見当たらず。
シロアマダイは狙う遊漁船が非常に多かったが、いずれも好調~ポツポツといった雰囲気。2kg越えなどの大型は見当たらなかったが、1kg超えはコンスタントに釣れている様子。
エサでもルアー(タイラバ・ジギング)でも釣れているが、タイラバの方がやや好釣か?
カツオはパッと見た限り釣果見当たらず。
狙っている船はいくつか見かけたので、ネットに釣果を上げていないだけかもしれない。
大丸について
25年9月から、焼津小川港より出港し始めた遊漁船。船長はDUOフィールドスタッフも務める田村 幸也氏。
ちなみに田村さんのお父さんは、清水港MARSⅡの船長である。
釣った魚は船長が締めてくれるので釣りに集中していられる。
また面倒見がよく、タイラバのセッティングを変えたり、アドバイスをしてくださったり、僕がほったらかしていた初心者の面倒をよく見てくださっていた。
口うるさいタイプではなく、釣りを楽しんでもらいたいタイプに見受けられた。
船は小型プレジャーで定員が5名。お世辞にも広くは無いが、ウォークアラウンド艇で釣りに不自由なし。整頓されていて60Lクーラーも持ち込むことができた。
ロッドホルダーも多く、困ることは無かった。
僕は今まで意識したことなかったのだが、船が小さい分プレッシャーも小さいらしく、確かに当日のカツオナブラも船のすぐそばまで近づいてくる場面があった。
トイレがキャビン内にあってアクセス悪い点が気になってしまうかも。
「色々な釣り物に対応している」との事なので、オフショア初心者や、新しい釣り物を始めるときに良い船宿だと思う。
写真撮り忘れた…。
レポート
出船まで
1:00~3:30
タチウオ便の予定が変わったので集合時間も変更。最終的に3時集合・3時半出船となった。
焼津小川港は何度も行っているのだが、大丸の停泊場所は初めてなので少し早めに出発。
Googleマップの表示場所に着くが暗くてよく分からん。様子伺ってたら後ろから車が来てしまった。
とりあえず駐車して降りると見た事ある方。田村船長だった。
昔MARSⅡで中乗り(?)やってる時にお世話になったことがあるのである。
ご挨拶すると間違いない。本日はよろしくお願いします。
同行者に身支度させ、自分も身支度・荷下ろしを進める。
徐々に集まるメンバー。当たり前だけど慣れている方たちなので出港準備が手際よい。
船長の車載クーラーから氷を貰い、荷物全てを積み込んで出港した。
タチウオ
4:00~6:00
真っ暗な海を走りポイントを目指す。
道中はサーベルカブラの話や、最近好調なムラサキイカの話を伺うことができた。皆さん釣り業界の方なので会話の引き出しが多くて楽しい。
ポイントに到着したら0.8号ベイトに同行者の分を支度し、釣り方を教えて始めさせておく。
魚の反応は50m付近でほぼ底なので初心者でも釣りが楽。着底まで落として、ゆっくり巻き上げるだけ。
教えていたら早速船中1回目のヒット。でけぇカマスが上がってきた。業界用語のデッカマスである。

誰でも何でも、最初の魚が上がると雰囲気も上がる。自分の支度を済ませて僕も釣り開始。
頂いたサーベルカブラのプロトタイプを、0.6号スピニングにセッティングした。

スピニングでサーベルカブラやったの初めてだったけど何の問題も無かった。
- メリット:多少キャスト出来る
- デメリット:ラインさばきに馴れが必要
といったところだろうか。
巻き感とか確かめながらやってたら同行者が竿曲げてる。来たか!と思ったら違った、ただの根掛かりだった。
何とか外れねぇかな…、とライン持ってビヨビヨ引っ張ったけど一向に外れる気配無し。
とかやってたらミヨシから再びヒットコール。

メイゴ(クログチ)、流石である。
写真撮りに行きたいわ、根掛かりは外したいわで僕忙しい。
幸い船長が根掛かりを引き受けてくれたのでお任せして写真撮影。
戻ってきて根掛かり頑張ったけど結局外れず、仕掛け一式ロストしてしまった。
こういう時の予備タックルである。1.2号ベイトを支度して同行者に渡す。

さあリーダー縛りなおすか。と思ったら、なんと掛川店の浅羽店長がやってくれているでは無いか。
ひぇえ、ってなったのだけど「すぐできますよ」と笑顔で最後までやってくださった。その節はありがとうございました。
結局メイゴの後は何も続かず、ポイントを変えて再挑戦。反応が少し深くなり60mという。
0.6号スピニングで再開するもなんかおかしい、着底が取れないのである。
手元で絡んでるのか?と思ってリール明るいところで見てみたら、スプールの地肌が見えている。単純に糸が足りていないのだ。
恥ずかしすぎる凡ミスなので、誰にも言わずに0.8号ベイトにタックルチェンジ。
着底から10mくらい巻き上げたところでグゥーっと引き込むようなアタリ。間違いなく本命である。

船中ファースト本命で嬉しい。
シマノのカウンターで巻き上げ速度0~1くらい。デッドスローのただ巻きであった。
同じくらいのタイミングで続けざまにタチウオが上がってくる。


同行者以外は全員キャッチ、時合到来か。アタリを続けるべく全員で試行錯誤を重ねていく。
因みに同行者は酔い止めが効きすぎてて潰れていた。眠たいらしい。
「ステイが良い」とか「グローカラー」とか、流石に皆さん道具からテクニックから引き出しが豊富である。こういうところが釣果の差に表れるんだろうな…。とか聞きながら思う。
この後に僕はもう1本追加。

こいつは30m付近の中層で巻き上げ始めた瞬間に喰って来た。
この時点で大分空が明るい。状況も全く好転しなかったので6時を目処にシロアマダイに移行することになった。
シロアマダイ
6:00~9:30
同行者は引き続き潰れているので、ほったらかして自分だけ開始。1.2号ベイトを使うことにした。

全体のアピールを強くしたかったので、あえて鉛式ビンビンスイッチの120gをチョイス。ネクタイは無難なマスターカーリー。
水深30mくらいなので120gは大げさかと思ったけど丁度良かった。
ただ、潮がトロいので真っすぐ落ちているのだと思う、海底に刺さっているのが良く分かる。船からも離れて行かない。
10分ほど真面目に巻き巻きしていたら先頭からヒットコール。
見てたら良型が上がってきた。

潮トロくて心配だったけど杞憂みたい。
この後に僕もヒット。着底から1mくらい巻き上げたところで喰って来た。
それも即喰いでは無く、軽くもたれるような前アタリから始まる。巻き速度をスーパーデッドスローにして、でもけして止めず、強く引き込んでくるのを待つ。ほんの数秒だと思うのだけど、この本アタリを待つ時間がたまらなく興奮する。
グッと引き込んだ瞬間にスプールを抑えてフッキング。バッチリ決まった。

30cmくらいだろうか。悪くない型である。針もいいところに掛かっている。
この直後にタイラバでもう1匹追加。熟成タイラバアクアが良いという話だったので着けてみたらすぐ喰った。

絶好調では無いか。
この頃、ミヨシではエビラバが楽しそうだった。
送り込んで、送り込んで…、アタリが出たらひたすら喰い込ませ、タイミングを見て掛けていくようなのだが、魚とのやり取りでのゲーム性が高いのである。ずーっと竿がビクビクしているのである。
タイラバとエビラバで同時ヒットとかもあった。

面白そうだったので、復活した同行者をほったらかして僕もエビラバやってみる事にする。

ネクタイ付けて波動を出した方が良いというので、一番アピールの強いマスターカーリーストロングをチョイス。だけどこのエビラバは不調だった。
送り込みが上手くできていないのもあるのだが、エビ自体も殻を残して無くなってしまうのである。アタリも分からないのでフグか、ネクタイで叩いて落としてしまっているのか…。
右往左往していたら急遽ナブラが沸いた。しかし一瞬である。すぐに沈んで見えなくなってしまった。
エビラバはいまいちピンとこなかったのでタイラバに戻ることにする。
同行者は皆さんが面倒見てくださっていて何とか釣りをしていた。何ならネクタイとかワームとかもセッティングしてくれていた。
余りにも申し訳ないので、釣り座を交代してもらって自分で面倒見ることにした。
さっきまでのセッティングだとイマイチ反応が得られない。他の方は釣り続けているので、僕のタイラバが合わなくなっているんだろう。大幅に変えて見ることにした。

これを落とそうとしたところで同行者が初ヒット。こんなん落としてる場合じゃない。竿を置いてフォローに回る。フォローっつっても何もしないで見てるだけだけど。
ハラハラしたけど、無事シロアマダイを釣り上げてくれた。
0.8号タックル・スイッチキャンディ100g・ドラゴンカーリースリムのチャート、それに頂いた熟成タイラバアクアの組み合わせであった。
ドラゴンカーリースリムはまだ手持ちがある。一回も落としてないけどセッティングを変えることにした。

引き続き1.2号ベイトにこのセッティングで釣り再開。しばらく落として、巻いて…、を繰り返していたら、着底瞬間にガツンとした良いアタリ。
もはや巻き上げモーションに入っていたので止まらない。巻き上げ始めたら自動的にフッキングしてくれた。
結構重たいし叩くけどスムーズに上がってくる。周りから「タイじゃない?」みたいな声が聞こえてくる中、3分ほどで上がってきたのは

良型のマダイだった。マダイ独特の香りがする、ナイスな型だった。
セッティングは間違えていなさそうなので同じタイラバで続投。
すぐにシロアマダイが掛かる⇒水面ポロリのコンボを決めるものの、その後更に1匹追加。

最高に楽しい。
一方、同行者の方は1匹釣り上げてから音沙汰がない。聞いてみると「アタリは何回かあったけど、ビックリして手を留めちゃうと居なくなっちゃう。」「着底のトンも2~3回で分からなくなっちゃう。」との事だった。
ビックリして手が止まるのは慣れてもらうしかないのだが、着底取れないのはセッティングのせいであろう。100gのキャンディだと軽いのかも。
あまり時間も無さそうなので、TGスイッチが付いている1.2号ベイトを渡してそのまま使ってもらう。
しばらく様子を見ていると着底はちゃんと取れている様子。本人に聞いても「今度は分かります。」とか言っているので大丈夫そう。
僕は空いた0.8号ベイトをそのまま使うことにする。
ちょっとアタリが遠のき、「この流しで最後にしましょう。」という船長のラストコールも聞こえてきた最終戦。巻き上げ始めた直後にじゃれ付くような前アタリが出た。
微妙に巻き速度を落としてデッドスローに移行、数テンポ遅れてグゥーっと引き込んだのでフッキングを決める。
元気に引くし叩く、なかなかのファイターだったが

先ほどよりだいぶ小さいマダイだった。「さっきの大きいのより引きましたね。」とか言いながらランディング。この1匹を最後に終了となった。
カツオ
9:45~10:15
全タックルのリーダーを切ってルアーを外し帰宅準備。
トモで同行者と本日の反省会などをやっていたら、にわかにミヨシが騒がしくなった。真正面にナブラが沸いているらしい。
2号スピニングに付けてたメタルジグ切っちゃった。慌てて結び直してミヨシに向かう。
そこはオマツリ会場だった。水面がカツオでワシャワシャ沸いている。
キャスティングタックルを持ち込んだのは僕ともう一人。気を使って頂き釣り座に入れてもらう。
大丸のキャスティングレールは低くて怖いので、大ミヨシで座りながらキャストする。
ロクに飛ばないのだが船が小さいからか群れが近い。僕のヘッポコキャスティングでも全然勝負できてしまう。
最初はナブラに直撃させて沈めちゃっていたりしたのだが、周りからのアドバイスもあり、進行方向を狙えるようになってきた。
群れの動きとジグの位置が合えば見事にヒット。ギュンギュン引くのがたまらなく楽しい。写真撮る暇も無かったけど無事1匹ゲットした。

タモ入れも放血も皆さんにお任せしてキャストを続ける。放血の際に大暴れするので、皆さん全身が返り血と海水で凄いことになっているのが申し訳ない。
群れもジグを見切るのが早く、群れの進行方向に入れると向きを変えたりするのでなかなか難しい。その上、良い位置に入っても喰ってこなかったりするので一筋縄ではいかないのである。
「あー向き変わった!」「いぃとこ入った!…喰わねぇ~!!」とかワイワイできるのがキャスティングの醍醐味。実に陽キャな釣りである。
同行者の分も1匹確保して選手交代。僕のタックルを使ってもらい、他の方にも釣ってもらう。
群れが沈むたびに、船長が「じゃあ、これで終わりにしましょうか。」とアナウンスを入れるのだが、そうすると近くでナブラが沸くのである。
その都度それに船をつけてくれるのでキャスティングチャンスが延々と続く。「♪最後の一投が終わらない♪」というイシグロのテーマソングを自ら体現していくのである。
結局30分ほどキャスティングを続けさせてもらえたが、ジグを入れれば群れの進行方向が変わり、奇跡的にいいところに入っても全く喰わず…。とスレきってしまったところで本当の本当に終了、沖上がりとなった。
同行者はショアでもキャスティングしたことが無い人なので、流石にやらせることはできなかったが、カツオブルーを初めて見て「へぇ~」ってなっていた。
連れてきて良かった。
着岸が10時半ごろだったのだが、すでに次のお客さんが待っていた。
午後便は11時かららしい。次があるのにギリギリまで粘ってくれて、船長本当にありがとうございました。

結果
僕の釣果は
- タチウオ:2
- シロアマダイ:4
- マダイ:2
- カツオ:3
同行者は
- シロアマダイ:1
タチウオ

| 94cm | 399g | F3.5 |
| 76cm | 214g | F3 |
シロアマダイ

| 41cm | 913g |
| 37cm | 612g ←同行者が釣った個体 |
| 31cm | 303g |
| 33cm | 478g |
| 31cm | 356g |
マダイ



| 54cm | 1921g |
| 39cm | 623g |
大型の胃袋の中は貝殻で一杯だった。
カツオ

| 42cm | 1408g |
| 47cm | 1351g |
| 42cm | 1062g |
課題
釣り的には十分すぎる程満足である。良く釣れたし、美味しい魚ばかりだし、タイラバも『前アタリ⇒フッキング』が堪能出来て最高だった。
課題としては初心者である同行者の対応。もうちょっと対応できた。
酔い対策
今回は
- 寝る前にアネロン
- 乗船前にトラベルミン
という形で飲んでもらったら効きすぎて眠っちゃっていた。
個人差・体調で変わる上に強要できないところでもあるので、メリット・デメリットを提示して選んでもらえるようにするのが無難か。
着底対策
スイッチ使っていて着底が分からなかった時間をなくしてやれれば、もう1匹くらい追加できていたかもしれない。次回があれば
- フォールの速いスイッチをメインにしてやる
- 自分の使うより一回り重たくしてやる
形でやってもらおうかと思う。




