金州で釣った30匹を氷温熟成で最大13日間保存。ヒメダイは2週間寝かせることで脂が劇的に増し、刺身・ムニエルともに別格の旨さに。ゴマサバは南蛮漬け・竜田揚げ・コンフィ・干物と多彩なレシピで大量消費。鮮度落ちを防ぐ保管テクニックも紹介。
保管方法
持ち帰ってきた釣果は
- ゴマサバ 9
- ヒメダイ 8
- ムロアジ 4
- ハチビキ 2
- アヤメカサゴ 3
- アカイサキ 1
- サクラダイ 2
- カタクチイワシ 1
の計30匹。流石に釣行当日は全部処理できないので
- エラワタを取る
- ウロコは取らない
- 腹と頭にキッチンペーパーを詰める
- 全体をキッチンペーパーで巻く
- 新聞紙でさらに巻く
- 真空パックする
- 氷水に漬けておく
という風にしておいて、食べるときに随時ウロコを取ったり三枚に下ろしたりと処理をする形で料理していった。


氷は百均のボウルで製氷し、1日2回投入する。
最初の立ち上げの時のみ田子の浦港で氷を10kg買うが、後は冷凍庫の自家製氷で大丈夫である。

この状態でサバを7日間、ヒメダイを12日間保存したが問題なし。
ヤベー匂いしたのはカサゴだが、それもウロコ取って水洗いしたら問題なかった。


おすすめはしませんが参考までにどうぞ。
美味しかった魚
ヒメダイ
どの魚も脂が乗っていて美味しかったのだけど、2週間寝かせたヒメダイの刺身が群を抜いて旨い。
脂の周りが尋常じゃなく、皮を剥いでいると滴るくらい皮下脂肪が凄い。
炙りも揚げたかのように香ばしく絶品。長期熟成で一気に化けた。
当日(5/6)
カタクチイワシの刺身

道具洗って魚処理し終わった23時に手で捌いて刺身にした。
当日なので臭みも無く、イワシの脂でコッテリしていて旨い。釣った当日しか楽しめない味。
1日目(5/7)
刺身盛り合わせ

ムロアジ・ヒメダイ・ハチビキ・サクラダイ・アカイサキ(塩麹漬)の盛り合わせ。
ハチビキ・ムロアジの脂っ気とサクラダイのサッパリとした味、アカイサキのまろやかな旨味とヒメダイの王道な味わい色々楽しめる一皿。
2日目(5/8)
ヒメダイの炙り

前日の刺し盛りに使わなかったサクが有ったので、朝食で炙りにした。
まだ身の食感が強く、身の味が濃い。
炙っている間は脂がにじんでいたが、食べるとそれほど感じなかった。
サバの南蛮漬け

我が家のサバ大量消費レシピその1。作ってしまえば数日持つうえ、どんな献立にも合わせられるので使い勝手が良い。
「味が毎回決まらない」と奥さんが嘆いているがどう味付けしても安定して美味しく食べられる。
ムロアジとヒメダイの刺身

ムロアジは傷んでいないか心配だったが、2日目でも全然問題なく刺身で楽しめた。前日より脂感が強い。
ヒメダイも前日より脂っこくなっている。
脂が強い刺身は子供たちが良く食べてくれて嬉しい。
サバの竜田揚げ

我が家のサバ大量消費レシピその2。ご飯のオカズに使い勝手が良い。我が家では南蛮漬けを仕込むついでに沢山揚げてくれる。
身質がしっかりしている早い段階の調理が向いている料理だと思う。
サバ味噌

身が厚くてボリュームが凄い。これだけでもお腹いっぱい…。
脂ノリがいい割には煮ちゃうと皮下脂肪が感じられない。なぜ?
6日目(5/12)
ヒメダイとハチビキの刺身

ハチビキが脂ギトギトで包丁滑ってしまって皮が剥きづらい。大分身が柔らかいのでここら辺が限界かも。
ヒメダイも脂は回っているのだけど、まだ身質はしっかりしていて余裕がありそう。
7日目(5/13)
焼きサバ

干物用に味醂に漬けたものを、干す前に焼いて試食してみた。
味がしみ込んでいないのと脂が出てこないのでパサついて中途半端。
干物

サバとムロアジを味醂に漬けて干物にした。
これまでの料理からは信じられないくらい脂が出てくる。水分量の問題だろうか。
身が厚い分味醂が沁み切っていないので、もう半日くらい漬けておいても良かったかもしれない。
8日目(5/14)
サバのコンフィ

低温調理器を買ったので試作。
加熱時間を変えてやってみたのだが、短い方は身が柔らかすぎてペーストみたいな口触り。魚は加熱強めの方が合うかもしれない。
味の入りも加熱強めの方が良く入っていた。
10日目(5/16)
カサゴの煮付け

スタンダードな煮付け。関東風と言うのか、甘辛く作ってくれて僕好みの味にしてくれた。
付け合わせのネギが出汁を吸ってて美味しい。主役かもしれない。
身が少ないのが惜しい。
カサゴの清蒸

根魚の定番。
魚の身も美味しいのだけど、この浸ってるスープが美味しい。
寝かせた割には身質は強いし味わいは淡白なので、もっと寝かせて調理すると化けるかもしれない。
ヒメダイとサクラダイの刺身

全然問題なく刺身で食べられる。
何ならまだ身が強いので、寝かせる余地がまだありそうな雰囲気。
流石に子供達は飽きていて食いつきが悪い。
ヒメダイの塩昆布和え

刺身の変化球。
昆布の旨味が強く、ご飯のお供に丁度良い。
身のしっかりした白身魚が合うと思うので、今くらいのタイミングで食べるのが丁度良い塩梅だと思う。
13日目(5/19)
ヒメダイの刺身

個体差かもしれないが皮下脂肪の周りが凄く、脂で滑って皮が剥けないくらい。
食べていても脂の味わいが非常に強く一気に化けた印象。身の旨味と脂の旨味が調和して最高に美味しい。
これでヒメダイの価値がグンと上がった。
ヒメダイのムニエル

寝かせた結果身が大分柔らかくなっていたが、崩れることなくしっとりと焼きあがった。
塩気が強くても魚の味が負けずに主張してくるので食べ飽きない。寝かせた効果かは不明だけど…。
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