清水港海づり公園は静岡市管理の公共釣り場で、2026年4月29日にプレオープン。土日祝限定・ライフジャケット必携で一般料金は4時間1,000円。
全長170mのコンクリート桟橋でサビキ・ちょい投げ・フカセなどが楽しめ、クロダイ・マメアジ・シロギスなどの実績あり。初心者・ファミリー向けの施設で、訪問前に公式Xでの情報確認が必須。
この記事の情報はオープンより2か月経過した、26年6月時点でのものです。
清水港海づり公園について
静岡市が管理する、清水港にある公共の釣り施設。26年4月29日にプレオープン(暫定供用)が開始された。
最終的には管理棟や商業施設的なものも建設予定なのだが、現時点(26年6月)は釣り桟橋・駐車場・仮設受付・仮設トイレのみ。なので令和8年度はプレオープンという形で釣り客に解放されている。

総延長(全体の長さの合計)170m、幅10mのクランク状コンクリート桟橋に最大125人まで収容できる。手すりは低いが、浮き輪等の安全設備が完備されていて初心者向けの施設。
湾の奥まった位置にあり海面からも高いので海が多少荒れても影響が無いのも良い(天候による閉園はあり得るが)。
地元のファミリーやベテランだけでなく県外からのレジャー、さらには毎週通い詰めるクロダイ師など様々な方が釣りを楽しんでいる。
営業時間やレギュレーション、運営方法は今後見直しもあり得るとの事。当分は釣行前の確認が無難である。
料金・営業時間
当面は土日祝日のみの営業である。その上、天候不良(雨量・注意報・警報)での開園見合わせや途中閉園もあり得る。こちらも訪問前に公式Xを確認するのが無難。
基本的な開園時間と料金は以下の通り。
| 5月~8月 | 6:30~18:30 |
| 9月~4月 | 7:00~17:00 |
| 平日及び1月1日から1月3日を除く、土日祝のみ営業 | |
| 一般 (高校生以上) | 開始から4時間まで | 1,000円 |
| 以降1時間ごとに | 300円 | |
| 小学生 中学生 | 開始から4時間まで | 500円 |
| 以降1時間ごとに | 150円 |
駐車場は無料。
最初の受付時に入場料を支払い、帰り際に(必要ならば)延長料金を支払うシステムとなっている。
現在はオープン直後に入場者が最も多く、そこから4時間経過するとある程度空いてくるパターンが多いらしい。
天候の兼ね合いもあるが、昼くらいが空いていて入りやすいかもしれない。
レギュレーション
オープン2日前に突如公開。そのことを釣具屋で初めて聞いた僕を混乱させた。
一般的なマナーから禁止事項、釣り方など細かく決まっている。改定の可能性があるので行く前にはオフィシャルを確認したほうが良い。
ザックリまとめると
- 釣り方の制限
- キャスト10m以下、ルアー10g以下、エギ3号以下
- 泳がせ、ヤエン、遠投カゴ、遠投サビキは禁止
- 3m以上の投げ釣り専用ロッド禁止
- 混雑時のキャスト禁止
- 標準スペースの確認
- 2m程度
- 竿は1人2本まで
- 持ち込み禁止品
- ローラーシューズ、キックボード、スケボー
- テント、サンシェード、傘
- 酒類
- ライフジャケット着用必須
- 貸し出しは原則なし
- マナー
- ゴミは各自持ち帰る
- 中学生未満のみでの利用不可
- 飲酒、酩酊状態(酔っ払い)不可
- 喫煙不可
- ペット不可(盲導犬など除く)
- その他
- 天候不良での閉園や開園見合わせがある
- 途中閉園であっても返金しない
など。特に釣り方は細かく規定されているので、自分のやりたい釣りができるかを確認したほうが良い。
施設設備
桟橋回り
支柱の上にコンクリート桟橋が乗っている構造で、桟橋から海面までは約3.4m~5.0m。

コンクリート製の足場なので、金網式の釣り場と違って『物を落としたら回収不可』とならないのが良い。子供も怖くないんじゃないだろうか。
ただ、手すりが低くて30cmほどしかない。橋桁の高さと相まって、高いところが苦手な人は怖いかもしれない。

しかし手すりが低いおかげで
- 小さい子供でも竿の取り回しが楽
- 椅子に座りながら釣りをすることができる
のがすごく良い。中途半端に低いと却って邪魔になるので、割り切ってこの低さにしたのは英断だと僕は思っている。
一応安全設備としてハシゴと浮き輪は用意されているし、警備員が定期的に巡回しているので万が一の落水でもどうにかなりそうではある。

水道栓もあったので真水も出るのかもしれないが、コックが取り外されていて今は利用不可。いずれ利用できるのかもしれない。

駐車場~受付
駐車場は広く100台くらいキャパがありそう。

この駐車場に施設内唯一のトイレがあるがまだ仮設。
ここで行かないと戻ってくるの大変なので、先に済ませておいた方が絶対に良い。

仮設の階段通路を降りると直進道路があり5分くらい歩くことになる。

少し前はこの階段通路を降りるしかなかったのだが、現在はスロープも整備されているので台車の利用が楽。道のりはさらに遠くなるけど…。

平坦だが長いので、直進道路は荷物が多いと少し大変。
右手側が空き地だが管轄の違う土地らしく、駐車場の位置は将来的にも変わらないらしい。
つまりここはどうやったって歩かないといけないのである。

直進道路を行けば受付がある。
今は仮設テントだが、将来的にはここに管理棟とトイレが出来上がる予定だそうだ。

ここで最初に受付と支払いを済ませてタグを預かるのだが、そのタグと帳簿で入場時間を管理している。
帰るときにタグを返却すれば時間を確認してくれるので、必要であれば延長料金を支払う形となる。
ポイントの特徴
海面からの水深は約7.1m~8.4m。奥まった位置の割には潮通しが良く、ゴミが溜まることもない。
おそらく桟橋ができる前から釣り場として有望なエリアで、5月に見に行った時はすぐ近くに沢山の遊漁船が見えた。

底質は砂質土のようで根になるようなものはなさそう。その代わり地形変化も乏しそうで、僕がちょい投げやった感じでは、落ち窪みや山のような手ごたえは感じられなかった。
対岸にブロックが積まれているのでカサゴみたいな根魚も居着いている様子。

クロダイも多く、橋桁を見ると近くを泳いでいるのを確認できる。
そもそも清水港はクロダイの聖地として全国的に知られており、放流量も数万単位で放流しているらしく魚影が非常に濃い。
『ナブラを近くで見た』という情報もあるので、タイミングが合えば青物も入ってきそうである。
釣り方
現時点で行われているのは
- ちょい投げ
- サビキ
- フカセ釣り
- ウキ釣り
- かぶせ釣り
- ブラクリ
など。エギング・ショアジギングなどは禁止されていないけど、レギュレーションを見ると立ち回りの制限が厳しいように思える。
このうち初心者向けなのはサビキとちょい投げ。タックルは同じ物でできるので、仕掛けとエサだけ用意していけば2つとも試すことができる。
どっちかの釣り方だけだと釣れないときは本当に釣れないので、多少手間でも2種類できるように準備していったほうが良いと思う。
まだオープンして日が浅いので研究も進んでいないしシーズナルパターンも見えてきていない。おいおい選択肢が増えてくるかもしれない。
釣れる魚
- 小サバ
- 小イワシ
- マメアジ
- ムツッコ
- コノシロ
- ヒイラギ
- ネンブツダイ
- シロギス
- クロダイ
- マダイ
- メジナ
- カサゴ
- タカノハダイ
- コブダイ
- イサキ
- スズキ
- イシダイ
- ヒラメ

釣れる魚は公式X上などで釣果が確認された魚種。
このうち報告数が多いのはクロダイでこれは年間通して狙えそう。
今年は当たり年で地域全体で釣果が多いシロギス・マメアジも報告数が多い。
想定される魚は市が発行したチラシに記載されていて、いまだ姿が見えない魚。
季節が進んでいけば見れるようになるかもしれない。
必要な持ち物
イシグロなどの地元釣具店に行くと特設コーナーが組まれている。どこの釣具店でも相談すれば親切に対応してもらえると思うが、必要な持ち物をまとめておこうと思う。

- タックル
(竿とリール) - 仕掛け
(オモリなど含む) - エサ
- クーラーボックス
- 氷
- ライフジャケット
- 水汲みバケツ
- 手拭きタオル
- フィッシュグリップ
- ジップロック
- 竿置き
- 椅子
- キャリーカート
- 食べ物
- タモ
- サングラス
- 帽子
- 冷感アイテム
- 飲み物
- 防寒着
- ネックウォーマー
- カイロ
必須
行くなら絶対に持って行ったほうがいい物。タックル・仕掛け・エサは釣り方によって変わるので釣具屋とかで相談してみてほしいのだが、一例としてちょい投げとサビキで考えてみる。
基本的にはある物・安い物で構わないが、仕掛けだけは最近の傾向を確認してから買った方が釣果につながる。

タックルはレギュレーション内ならなんでもよい。持っていれば手持ちを流用すればよいし、持っていなければセット品を買えば十分である。レンタルは無いので釣りしたい人数分は用意したい。
仕掛けは市販品を2~4個持っていけば4時間楽しめると思う。根掛かりなどでのロストは少ないと思うので、不慣れだったり子供だったりでオマツリ多そうなら仕掛けも多めにする形でよい。ちょい投げ・サビキともに針サイズは釣果に直結するので、釣具屋行って数種類買っておくと安心。
オモリや天秤、サビキカゴは何でもよい。ある物か、何なら百均でも十分である。

エサは釣り方に合ったもの(ちょい投げならイソメ、サビキならアミコマセ)を釣行直前に買うのがベスト。東なら磯辺釣具店、西ならひらさわ釣具店が早朝から開いており仕掛けも揃う。前日準備ならアミ姫・パワーイソメ・ハイブリッドクロスなど保存の効くものが便利だが、釣果は生エサより少し劣るイメージである。イソメの冷蔵庫保存は結構ハードル高いので…。
クーラーボックスが無ければ発泡スチロールでも良いが、持ち帰りの準備はしていったほうが無難。冷やしこみが味に直結するので氷も忘れずに準備していきたい。ペットボトルを凍らせておいたり、コンビニで買った氷で十分である。
ビニール袋だけに魚入れて持って帰るのは流石にやめた方が良いと思う。
貸し出しはアナウンスされていないのでライフジャケットも忘れずに準備しておきたい。安い物で良いのだが、子供用はサイズが合っていないと落水の時にすっぽ抜けたりするので危険。ちゃんと合うものを選んであげたい。

あると便利
ここら辺のアイテムは無くてもどうにかなるのだけど持っていくと快適性が段違い。
手間や金銭的負担が大きくなければ準備をお勧めする。
水汲みバケツは手洗いや釣った魚の一時保管にあるとすごく便利。桟橋が高くて海面が遠いので、6m以上のロープがついているものが良い。なくても釣りはできるけど必須レベル。
手拭きタオルも必須レベル。絶対に手が汚れるので複数枚持って行ったほうが良い。古いタオルなどを切り分けて使い捨てにしても良いが、キッチンペーパーとかの紙製の物はゴミが多くなるのでお勧めしない。
毒をもつ魚はそう釣れないのでフィッシュグリップは必須ではないが、ヒレとかが刺さると痛いし腫れたりするのであったほうが無難。ピンキリで高いのはすごく高いのだが、売ってる中で一番安い物で十分である。
釣った魚をジップロックに入れてからクーラー等に入れれば洗い物が少なくて楽なのでお勧め。ゴミ袋にしたり、余ったお菓子入れたり使い勝手が良いので持って行って損はない。

竿を地面に置いておいて踏むのは誰しもが通る道なのだけど、竿置きがあると防げる悲劇なので、用意できるなら持って行ったほうが幸せである。
三脚式のものでも良いし、パイプ受太郎も一応取り付けは可能らしい。
椅子はキャンプなどで使っているものがあれば持って行くと快適。一人釣行なら何とでもなるが、ファミリーなら荷物が増えても持っていく価値はあると思う。
1人でもグループでも、荷物が多い場合はキャリーカートも非常に便利である。
桟橋とはいえ海上はお腹空くので食べ物もあると幸せである。釣行時間にもよるが、軽食は用意しておいた方が良い。特に冬は暖かい物を用意しておくと絶対に沁みるのでおススメ。
クロダイなどの大物を狙うのであればタモも欲しい。柄の長さが6m以上のが必要である。
季節品
桟橋の上は日影も風よけも無いので暑さ・寒さ対策は必須。
暑さに関しては、サンシェード等がレギュレーションで禁止されている。日影を作る物より帽子等の身に着けるもので対策をしたい。
照り返しで目が焼けるので、サングラスを用意できるならあったほうがより良いと思う。
飲み物は余るくらいあったほうが良い。重たくても持って行ってほしい。
冬を迎えていないので寒さに関しては未知数だが、船釣りの経験から考えると苛酷になるはずである。吹きさらしで寒いくせに風がやむと日差しが暑い、なんて場合もあり得るので、厚手の脱ぎ着しやすい防寒着は必須。指先もかじかんで動かなくなるので、使い捨てカイロなんかも用意しておいた方がいい。
子供用には
小1女子を連れて行った経験からなのだが子連れなら対策は必須。
まずは上記に書いた通り子供用のライフジャケット。絶対にサイズの合う物を。
すぐにお腹空くのでお菓子と軽食。特にお菓子はたくさん用意しておきたい。
シースルーバケツがあると観察してくれるのですごく良い。水汲みバケツとは別に用意しておくと捗る。

椅子があると「そこに座っていてね」が言えるので、折り畳みの小さい物でもあるとベター。
最後の手段ではスマホに頼ると思うのだが、運悪く海に落とされると回収不可である。ネックストラップなどで対策しておいた方が無難である。
アクセス
アクセスがわかりづらく、Googleマップで『清水港海づり公園』を行先すると立ち入り禁止エリアに誘導されるので注意。行先を『興津多目的グラウンド』と入力すると比較的スムーズにいくことができる。
静岡方面からは清水マリンロードをまっすぐ行けば良いだけ。
問題は沼津・富士方面からくる場合。
最寄りの清見寺ICで降りるとUターンしないといけないのだが、周りは港湾施設ばかりで土地勘が無い人はうかつにUターンもできない。
清見寺ICの一つ前、駿河健康ランドのところで降りるのがコツである。
- 興津川河口を越えてすぐ、駿河健康ランドを目印にバイパスを降りる。
- 少し行くとバイパスをくぐるトンネルがあるのでくぐる。乗用車なら大きくても大丈夫、バスとかは無理かも。
- トンネルを越えるとT字路なので左折。ローソンと郵便局を見ながら直進する。
- 5分ほど行くとマックスバリュのある交差点『清見寺』があるのでここを左折。
- バイパスをくぐると入口が見える。





赤い矢印方面が海づり公園。青い方に行くと立ち入り禁止エリアなので注意。

ちなみに現時点では駅(興津駅)からのアクセスはできないが、いずれ商業施設などができてくれば陸橋でアクセスできるようになるらしい。
電車釣行もそのうち可能になるかもである。
近隣のお店
上記ルートで来ると、沼津・富士方面はコンビニ2件とスーパー1件、静岡方面はコンビニ1件が道すがらにある。
氷や飲食物はここで仕入れることができる。
近くのグルメ
清水港海づり公園がある興津は、製餡業発祥の地と言われるのは周知の事実である。僕知らなかった…。
なのであんこを使った和スイーツが名物なのだが、一押しは伏見たいやきである。

餡はほんのり塩気が効いていてあっさりと食べやすく、パリパリ香ばしい羽根と相まってどんどんと食べてしまう。
ちょっと冷めたのも風味が増して良いが、やはり焼きたて熱々を食べるのが美味しいだろう。
天候や長期休暇で営業していなかったりするので空振りがあるかもしれないが、近くまで行ったらぜひ立ち寄ってみてもらいたい。
よくありそうな質問(FAQ)
AIによくある質問をまとめてもらった。
- Q平日は営業していますか?
- A
プレオープン期間中は土日祝のみの営業です。平日は現時点では利用できません。
- Q雨の日でも開園していますか?
- A
雨量・注意報・警報の状況によって開園見合わせや途中閉園があります。訪問当日は必ず公式Xで確認してください。途中閉園になっても返金はありません。
- Q傘やサンシェードは持ち込めますか?
- A
レギュレーションで禁止されています。暑さ対策は帽子や冷感グッズなど、身に着けるもので行う必要があります。
- Q混雑を避けるにはいつ行くのがいいですか?
- A
開園直後が最も混雑します。入場から4時間後に利用者が減る傾向があるため、昼前後が比較的入りやすいようです。天候次第で変わるため参考程度に。
- Qエサや釣り具は現地で買えますか?レンタルは?
- A
現在売店はありません。レンタルも無いので、事前に釣具店で購入していく必要があります。
- Qライフジャケットの貸し出しはありますか?
- A
原則貸し出しはないため、必ず持参してください。特に子供用はサイズが合っていないと落水時に危険なため、体型に合ったものを選ぶことが重要です。
- Q子供連れ・初心者でも楽しめますか?
- A
サビキやちょい投げなら問題なく楽しめます。ただし中学生未満だけでの利用は不可で、大人の同伴が必要です。
- QGoogleマップで目的地検索できますか?
- A
「興津多目的グラウンド」を目的地に設定するとスムーズです。
まとめ
これから施設が出来上がるにつれ状況も変わってくると思うのだが、現時点でのまとめということで1つ記事にしてみた。これから行く方の参考になれば幸いである。
状況が変わってきたらまた記事にしていきたいと思うので、現時点での情報ということでお楽しみいただきたい。
また、今回の記事は、イシグロ富士店のスタッフからお話を伺ったり写真を頂いたり沢山お世話になってしまった。いつもありがとうございます。

