26年3月28日(土)
焼津港 岳栄丸
道具立て
持ち込んだ道具は余すことなく使った。
使いはしたんですよ…。
- 17 ディアルーナ BS S706M(シマノ)
- 19 ストラディック 4000XG(シマノ)
- ピットブル 12(シマノ)
1.5号 200m - オシア ナイロンキャスティングリーダー(シマノ)
40lb 1m PRノット - 剛力スナップ #1.5
イモムシノット
- 10 スパイク イエローテール SK812YT-L(天龍)
- 21 ツインパワーSW 6000XG(シマノ)
- Xブレイド スーパージグマンX8(Y.G.K)
2号 270m - ソルティメイト システムショックリーダー ナイロン(サンライン)
60lb 75cm PRノット - 剛力スナップ #1.5
イモムシノット
- 18 カレントライン キャスティズム 74ML(ゼニス)
- 21 セルテートSW 5000XH(ダイワ)
- グラップラー 8(シマノ)
- ソルティメイト システムショックリーダー ナイロン(サンライン)
- P-14 ソリッドリング(オーナー)
内径4.0mm(80lb) イモムシノット
使用ルアー
| 種類 | 名前 | サイズ | カラー | メーカー |
|---|---|---|---|---|
| ブレードジグ | メタルマジックTG | 50g | アカキン | コーモラン |
| ミノー | レアリスジャークベイト SWリミテッド | 160mm / 35g | UV銀ピカベイト | デュオ |
| ミノー | バックウォッシュ ビヨンド | 110S 19.5g | 背黒鰯GB | パズデザイン |
| ミノー | マックスティック ディープダイバーF | 150mm / 60g | サーディン | サベージギア |
| ヘビーミノー | ビッグバッカー アンチョピード SL | 120mm / 35g | 超サゴシスパーク | ジャッカル |
ロスト
なし。
釣果
なし…。

潮汐:気象庁より(測点:焼津)
水温:JAXAひまわりモニタ
水温のデータは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の分野横断型プロダクト提供サービス(P-Tree)より提供されている海面水温の実測値です。
測点は定点観測している焼津近辺で、実際の釣行場所とはデータにズレがあります。
費用
- 船代:15,000円(後払い)
計:15,000円
ものすごい走り回った上に残業までしてくたのに追加料金は取られなかった。
とてもありがたいのだけど、船長が赤字じゃないか心配。
釣況
海況




釣行時間:5:30~14:00(実釣:6:40~13:30)
天候:曇 のち 晴
水温:15.1℃(船の水温計 朝一)
潮周り:長潮 満月向かい(月齢9.0)
満潮時刻:3:36(125cm)/13:32(108cm)
干潮時刻:9:24(93cm)/20:39(24cm)
実釣エリア:焼津~三保間(水深10m~100m程度)
風:北東→微風→南東
水色:緑がかりの青 いつもの色
北東強風→微風→南東強風と一日を通して風向きも変わっていき、港に着くころには結構な強風になっていた。
風波は終始立っていたがウネリは無く、一日を通して非常にキャスティングはやりやすい状況。跳ねていれば魚も分かったと思う。
予報の割には結構寒く終日上着を脱がないで釣りをしていた。今回の服装でギリギリ、インナーは冬用でも良かったくらい。
手が冷たすぎてカイロ出してしまった。
風で船は押されていたが、潮通しは悪かったと思う。
ブレードジグを着底から巻いていても抵抗感が全く変わらなかった。
ベイトっ気は余りなく、たまにいてもハクくらい。前日釣った個体の胃袋もシラスの様だった。
沖の方のマグロナブラには鳥も多かったので、イワシか何かは居たのだと思う。
次の日の釣果情報には「ベイトはマイワシとカタクチイワシ」との情報も有ったので、ベイトがたまたま岸から離れていたのかもしれない。
釣況は
- 3/24 大型爆釣
- 3/25 雨の中数本キャッチ
- 3/27 何とか1本
- 3/28 激渋…。
- 3/29 激アツ!!
という感じで、結果的には最悪の日に入ってしまった。結果論だからどうしようもないんだけど。
この日は職漁船も出ていたが振るわなかった様子。他の遊漁船・他の釣り物も良くなかったようなので、海全体が停滞していたのかもしれない。なんかサワラ行ったときこんなことばっか言ってるな。
沖合の方で巨大鳥山とナブラが出たがそれはなんとマグロ。
走る鳥を追いかける場面もあったが、鳥も止まらずその下に魚も居らず…であった。
同船・他船の釣果
メンバーは僕+1+1+3の計6名。
皆さんオフショアキャスティング経験は浅かったり初めてだったりの様だったが、ジギングやロックショアなど他の釣りの経験者で上手な方たちばかりだった。
釣り座は乗員を2グループに分けての前後入れ替え制。
僕+1+1の3名が前部、3名グループが後部で開始し、途中で前後入れ替わった。
グループ内の入れ替えは話し合って適当に行った。
僕のスタートは大ミヨシで、後半はトモで打ったり好きな場所入ったり適当な立ち位置で自由にやらせてもらった。
ヒット3回程、キャッチ1匹でキャッチできたのはロックショアのベテランアングラー。
ブレードで表層を引いていたら掛かったらしく、50cmくらいのサゴシだった。
レポート
出船まで
3:00~5:30
3時起床、3時半出発。早めに寝たので目覚めもスッキリである。
寝る頃に降っていた雨もちゃんと止んでいて一安心。この雨、船長と話したらどうも僕の自宅周辺だけだったらしい。
集合5時なのだが港に着いたのは4時半くらい。ゆっくりと身支度を済ませて船長を待つ。お客さんも程なく集まり、釣り座を決めてから船に乗り込む。
アネロンは凪も良さそうなので迷ったが、結局出船45分前くらいに飲むことにした。
花粉症の薬と飲み合わせとかどうなんだろうか…。
クーラーは持ち込まなくてよいので車に置いて、5時半の定刻に出港した。
朝一クルージング
5:30~7:30
魚を探して東へ向かう。自分もワッチ(見張り)のつもりで一緒に探す。
風波で水面がざわついているがそれほど荒れていない。跳ねたら多分僕でもわかるくらいの状況である。
…跳ねればの話だけれども。全く跳ねないのである。
ナブラも無ければ単発跳ねも無い。朝一は鳥もいないくらいだった。
次第に鳥も出てきたのだがイマイチ固まらない。
一瞬回りながら飛んでいる鳥がいて急行してくれたが、それもすぐどっかに行ってしまった。
良さそうな潮目を見つけてブラインドでやってみようということになったのでメタルマジックの50gでスタート。

水深10mほど、着底まで12カウントくらいだった。滞空時間短いので潮が無いような気がする。
そして巻いてみたら案の定抵抗が少ない。やっぱり潮が通っていない。
そして何よりジグがエビるのである。体感1/3くらいの確率でエビってしまう。

キャスト下手なのでルアーの姿勢も良くないのだが、フォールさせている時に尻上がりになってしまいリーダーを拾ってしまっている様子。
抵抗の大きい自作ツインフックにしたのが仇になってしまった。
フック交換も考えたが朝一のいい時間を無駄にするのが勿体ない。
もしかしたら今日キャストできるのはこの時間だけかもしれないのである。
色々試していて、フリーフォールよりもテンションフォールの方が比較的エビらない気がするのでそれで対策することにした。
しかし結局この潮目では船中何の反応も得られず。
魚探にベイトの反応は有ったみたいだがハクっぽいとのこと。
マイクロベイトパターンで頑張らないといけない。厳しいなあ。
この潮目に見切りをつけて探索の旅を再開。
三保辺りまで来てしまったが、その道中はイベントも無かった。
激熱鳥山
7:30~9:00
Uターンして焼津方面に引き返す。
先ほどより鳥は飛んでいるが全くまとまらない。魚っ気も当然無い。
途中でブラインドをやったのでレアリスの大きい方(160mm)を投げてみた。

ジャークは簡単に決まるしフラッシングも大きくて派手。
惰性も弱めで動かさないと寄ってこないから、必然的にアピール強めになるので使いやすいと思うのだが問題は飛距離。
汎用タックルに付けていたのだが、ルアー重量の割にロッドが硬いので曲げ込めないのである。
その上風向きが悪いと、ルアーサイズが大きいのでアオリをモロに食らってしまう。タックルセッティングが合っていなかった。
結局この時も船中何の反応も得られずに魚探索に戻る。

なんもねえなぁ…
と思っていたら突然船のエンジンが高鳴り一気に方向転換、沖に向かいだす。
鳥が固まっているというのだ。
現場に近づくにつれ凄い量の鳥が見えてくる。

バシャバシャ水柱も上がっている。鳥が突っ込んでるのか魚が跳ねてるのか判断付かないが、結構デカい水柱である。
これはもらったか!?となっていたがキャスト範囲内に入ったところで

あーマグロですねー…。
とまさかの真相。しかも釣っちゃいけない黒い奴っぽいのである。
そもそも、間違えて釣っちゃったとしてもサワラ用の2号タックルでは太刀打ちできなかろう。
諦めて撤退である。
1本上がるも
9:00~11:00
岸際に帰りながら引き続き探索。
もう一度ナブラは有ったらしいがそれも水柱がデカいのでサワラでは無さそうとの事。
そもそも僕には全く見分けがつかない。ここの船長凄く眼が良い。
結局安倍川河口付近まで戻ってきてブラインド再開。
川と海の水が混じり合うところに潮目も当たる、丁度良いところにつけてくれた。
アピール重視で大きいルアー使おうと思い、汎用タックルにマックスティックを付けてみる。

そしてこれまた飛ばねーのである。ルアーの重量はあるのだが、大きすぎてロッドをしっかり曲げ込めない。その上やっぱり風には弱い。さっきの失敗からなんも反省できていない。
その上

反応が下の方に固まっているので、しっかり着底取った方が良いですよ。
とアナウンスもされてしまった。潔くメタルマジックに戻す。
ただ、エビって効率が悪いのは分かっていたので、試しにフックシステムを変えてみる事にした。

ツインフックなのは変わらないが、ブレードが大きくなっているのと、ブレードの取り付けにスプリットリングが1つ入って可動域が大きくなっているのが違い。
ついでにケイムラマーカーで雑チューンも施してみた。

フックを替えてからはエビ率も多少低減。0にはならないが先ほどより圧倒的にマシである。
この時船長にブレードジグの使い方のアドバイスも頂いた。
要約すると
というやり方。僕の経験値の中だとサーフルアーが一番近いだろうか。
巻き上げ中の抵抗感は相変わらず無いので潮は流れていないのだが、払い出される方向へキャストしていたので浮き上がりが結構早い。
マメに着底取りながら底を重点的に探っていく。
とかやっていたらミヨシの方でヒットコール。軽そうだが生命感ある引きでやり取りしている。当てたのはロックショアのベテランアングラーさん、慣れたやり取りであっという間に魚を上げていた。
上がってきたのは50cm前後のサゴシ。それでも船中ようやく上がった1本に雰囲気も盛り返す。
聞くとブレードジグを表層で巻いていたら当たったとの事。サゴシ・サワラもあちこち動き回っているようである。
追っかけてくれたけど
11:00~13:30
僕は当たらなかったが何人かは反応あったようである。しかし追加キャッチならず。
見える範囲の船も上げている様子はない。そして相変わらず跳ねもナブラも無い。この場所も諦めて船は西に進む。
時間的には終了の時刻であるが、船長はずっと周囲を見ながら操船してくれていた。焼津方面に向かってはいるがまだ諦めていない。
転じて船上は終了ムード。タックルを片付けている方もいて、僕も雑談に花を咲かせていた。
そんな中、突然沖に向かって船が速度を上げる。鳥の群れが何か追いかけているというのである。
慌ててジャーキング用のタックルを持ってミヨシに向かう。

鳥の進行方向に向かって投げてください。鳥の下に入れるイメージで。
とアナウンスが入るがあいにく僕の釣り座は後方。精一杯届くところからキャストする。
鳥が追いかけているんだからベイトもデカかろう、と思いブレードジグは選ばない。使ったルアーはバックウォッシュビヨンド。

この日使ったルアーの中では1番軽いのだがタックルセッティングが軽いルアーに合わせてある(良く曲がる長いロッド、細い糸とリーダー)のでよく飛ぶ。
だがしかし鳥の進行速度にはまったく追いつけず。何なら焦ったキャストして人の邪魔までしてしまった。
落ち着いて投げないと事故の元である。
幸い鳥はまだなにか追っている。タックルを変えて引き続き狙う。
『ベイトは大きいはず』の仮説の元、次に選んだのはアンチョピードスリムロング。汎用タックルに付けて投げることにした。

なるべく遠くへ投げ、表層から段々沈めながら探って見る。
手元に落としてラインカラーを見ながらカウントすると、2カウントで1m程沈んでいるのが分かった。
この場所は深いのだが、船長からは『探るなら30mくらいまで』のアナウンスが出ている。
最大60カウントまで沈めながらひたすら探る。
しかし最後まで何も無く鳥もどこかに行ってしまい、無情のタイムアップとなってしまった。
最後のチャンスにかけ、タックルを片付けずに帰港中も魚を探す。
でもまぁそんな都合の良い話は無く、何のイベントも無いままに港に着いてしまった。
真水でタックルを洗わせてもらい代金をお支払いして船長と雑談(反省会)。
次の釣りの相談をして解散となった。

反省会の時船長の言っていた

僕たちも年中出船していていい日に当たるのは何回あるか。って感じですからね。
という言葉に妙に納得してしまった。
やはりサワラに大切なのは運と出船数と諦めない心である。
結果
無し。
まとめ
出船していた船はみなシブかったようなので…。どこかで書いたなこの文章。
岳栄丸の船長は元釣具屋店員なのでルアーの使い方など色々教えて頂いた。
底の攻め方
今回も反応が底にあることが多く前回も底でのアタリが多かったので、思っている以上に底を攻める場面は多いのかもしれない。
というか、1日中表層攻めだけで成立する日が年間何回あるのか。という話で、沈める場面は必ずあるのだから底攻めの引き出しが多いにこしたことは無いと思う。
船長に教わり、ここら辺は煮詰められそうな気がしている。
各ルアーの使いどころ
船長と話していて、各ルアーの使いどころと注意点を明確にしてもらった。
僕の考えと船長の話をルアーごとにまとめておく。
凄く簡単にまとめると、出どころの多い順に
- ブレードジグ
パイロットルアーとしてとりあえず投げる。底も攻める。 - シンペン
ブレードで底攻め飽きたら交換。そのまま表層も。 - ヘビーミノー
魚見えないけど表層を攻めたい。ベイトが大きそうな時。 - ジャークベイト
魚が見えている時は最優先で使いたい。
というイメージで考えている。
現在の主力。ちゃんと釣れる上に手返しが良いのが最大のメリット。
マイクロベイトパターン(シラス・ハク)の時はほぼ一択だと思っている。
底を攻めるのも良いし、表層早巻きでも良いし、カウントダウンで中層探っても良いしオールラウンドに使える。
セオリーでは早巻き一辺倒だが、早く巻かなくても釣れているとのこと。
ルアーのシルエットを大きくして底から探りたいときが出番。
また、ブレードジグにスレている時にも効果的らしい。
着底→ただ巻きでOK。浮き上がり過ぎたらそのまま沈めてまた巻けばよい。
ジャカ巻き・テロテロ巻き・表層スキッピングなんかも良いらしいけどやったこと無いので試してみたい。
最近評判の良くなったタックルハウス コンタクトイーノかジップベイツ ザブラモンスーンブレイカーあたりがサワラ専用チューンもラインナップしている。
それ以外のシンペン(モンスターショット・GIG等)も使えると思うのだけど情報が少なかった。
飛距離を稼げてただ巻きで使えるので、ジャークベイトのフォローとしてもOK。
最近ブレードジグに出番を取られて使わなくなっていたが、シルエット大きくしたり強い波動を出したりできるので全然使い分けられることを教えてもらった。
フックを強くしてもルアーが問題なく仕事をする上、重量があるのでカツオロッド+PE2号みたいな強めのタックルでも使いやすい。
一応沈められるが手返しが圧倒的に悪くなるので、着底までは考えない方が無難である。
サワラが表層を意識している時が出番。
ナブラ撃ちなどに限らず「近くで跳ねているんだけど…」みたいな場面での誘い出しもアリ。
フックを安易に変えるとルアーのバランスが崩れて泳ぎが悪くなるので注意。
ラインが太すぎたりドラグが強すぎたり、タックルバランスが悪いとフックが折れてしまうので、弱い所からの逆算でタックルバランスを取る必要がある。
駿河湾にありがちな『カツオ・シイラタックル+4000番リール』みたいなタックルだと僕には使いづらいルアー。
余りに食い気が強い時にジャークさせるとミスバイトでリーダー切られてしまうので、その場合は他のルアーに替えた方が無難。
風が強い時も注意。向かい風方面に投げれば飛距離が稼げず、追い風方面に投げると巻いてもルアーが動かない。
(船がルアーに近づいてしまうので、ジャークしてリール巻いても糸フケを取っているだけになり、ルアーが全く動いていないことがあり得る。)
上記の通り気を使う場面が多いので扱いには慣れが必要なのだが、ジャークさせて魚を釣るのは中毒性あるので絶対に持って行きたいルアーでもある。
ブレードの向きが逆…?
帰ってきてから気が付いたのだが、自作ツインフックのブレードが表裏逆な気がする。

市販品を見ると、ブレードの表面が前(ルアーのある方、引っ張る方向)になっているのに対し、僕の作った物はブレードの裏面が前になっているのである。
純正のメタルマジック確認したらやはりブレードの表面が前。やたらエビった原因ってもしかしてこれ?
とりあえずヴァンフックの市販品に付け替えておいた。
次使ったときにエビらないか要確認。


