コンテンツ
コロナ禍も完全ではないですが落ち着き始めぼちぼち釣りでも行くかなという方が増えて来たと思いますがいかがお過ごしでしょうか? 自分はと言いますと4月5月はもんもんとした日々を過ごしてまして、もう釣りにいけないストレスMaxだったのですが6月にやっと「そろそろ釣り行ってもいいかな?」という感じがしましたので早速行ってまいりました。今年はノッコミのシーズンが丸々コロナで潰れてしまいあまり鯛を釣ってないのとちょうど大潮周りということもあり今回は一も二もなくタイラバ に決定です!
せっかくの大潮なのに北東の風やや強く
せっかくの大潮だったのですがこの日はあいにく朝から少し風がつよく波がバシャバシャ。東京湾は北寄りの風が吹くといわゆる三角波が立ってしまうのですが、船これがタイラバ には不向き。どうしても波に揺られて船が上下してしまうし、流れ方も早すぎたりと上手く潮に同調しません。うーん、朝からなんという幸先の悪さ。案の定まったく釣れません。船長色々頑張って風裏のポイントに釣れて行ってくれたのですが11時ころまでノーヒット、ノーバイト。これはヤバイ。
思い切って千葉方面へGo!
船長判断で比較的風の弱い千葉側、内房側に行くことに。最近はこのあたりでマゴチがよく釣れてるということなので途中水深10mのポイントでマゴチ狙いでやってみることに。他の遊漁船の釣果を見るとトップで8匹とか出てるようなのでこれは期待できそう!
30分経過….
だ、誰もなにも釣れない!! 一体今日はどうしたのだろうか?
久々にマゴチのお刺身が食べたかったのですがまったくあたりなし。近くで生エビでやってる遊漁船はポツポツ上げてるのでいることはいるみたいんなですが、今日は活性が低いのかタイラバ に全く反応しない。
これは困ったぞ、今日は完全坊主か、もしかして? と考えていたら船長から「移動しまーす!」の声。少し水深の深い40mの根周りに移動です。午前中は風がやや強くこのポイントは狙えなかったようですがお昼過ぎになって風が落ち着いてきたようです。
魚探にベイトの反応アリ!てんとう虫の出番!
「ベイトの反応出てるよー、やってみて!」
お、やっとチャンスタイムが来たかな? ベイトがいるなら僕の中では定番になりつつある「ダイワ(DAIWA) タイラバ 紅牙 ベイラバーフリーα 中井レディバグ」
このタイラバ 裏面がシルバーで反射しながらゆらゆらとフォールするのでジグのような効果も持つのでないかな、と勝手に思ってるのですが実際に自分の経験ではこういったベイトがいるケースで結構実績があります。最初のこのタイラバ を使った時はいわゆるイロモノ系扱いされ友人から結構バカにされたのですが(泣) 最近のお気に入りタイラバ の一つになってます。
鯛かな?このヒキは真鯛だろ!絶対!
3回目に軽くキャストして斜めにフォールするように落としたところ着底と同時にひったくるようなアタリ。
おー 絶対これは鯛だろ、やったぜ! とか思いながら上げてみたのですがまさかの

マハタ。結構良い型です。40cmくらいかな。最近、東京湾でのハタ類の魚影が明らかに濃くなってると感じます。昔からタマには釣れていたのですが、黒潮の影響かな? 例えば以前はアカハタの生息北限も感覚的には館山とかいわゆる東京湾口辺りだった気がするのですが最近は東京湾内に入ったポイントでも釣れる話をちらほら聞くようになりました。
気を良くして再度同じようにタイラバ を落とすとまさかの連続ヒット! おー今度は絶対鯛だろー
鯛の引きは分かり易いからなー とか無駄話をしながらあげるとまさかの

マハタ二連ちゃん!!! えーー マハタ魚影濃くなったと言ってもそんなぽんぽん釣れる魚じゃないんですけど。しかも連続ヒット。今度のマハタはベイトが胃から半分でてました。小鯵ですかね。やっぱベイトについてるみたいです。
帰りにワンチャンマゴチ狙い
ボチボチ時間になったので沖上がり。帰り道すがら船長が少しここでやりますとのこと。マゴチ釣れなかったの船長も悔しかったのかw
少し軽めのタイラバに変更して巻き巻きしてるとなんだか見覚えのあるアタリ。
あー これはあれだね。サバフグ。この小刻みなやるはタイラバ の定番外道のサバフグだね。
いやー さっきのマハタにはびっくりしたけど今度は間違えないよ、だっていままでサバフグ100匹くらい釣ってるから間違えるわけないよ!(嘘です、すいません… そんなに釣ってません)水面まで上がってきた魚はやっぱりフグです。ほらね、やっぱりフグだよ、これはリリースだよ、あー またネクタイボロボロになっちゃうよ、あれ?
あれれ? フグはフグでもトラフグ様ではないですか!!!


えーーーーー!! こんな浅いところにトラフグいるんだ…
なんですかね、今日はタイ、マゴチと狙った魚は尽く外れたのですが、高級外道の連発でした。こんな日もあるんだなあ、もうびっくりです。

マハタとトラフグ夢の共演
普段はフグは自分で捌けないので全てリリースするのですがトラフグだけは別です。少々手間ですが知り合いのお店に持って行き捌いてもらいました。(もちろんその方はフグの調理免許を持っています)
いわゆる身欠きフグの状態です。毒の部位が綺麗に除かれて丸い棒状の身だけになってます。3枚におろしてあとは調理するだけなので簡単です。こう見ると一見小さく見えますがフグの身は棒状なので以外に歩留まりがよく身がたくさん取れます。
トラフグもマハタも当日は硬く旨味が薄いので1日寝かせてます。

トラフグのお造り。アサツキを添えてみました。

こっちはトラフグの唐揚げです。カマの部分です。

マハタは清蒸にしてみました。う、うまそう。個人的には一番美味しいマハタの食べ方だと思っています。

作り方はネギを敷いた皿に載せて塩、酒、小口に切ったアサツキを振りかけて、生姜を載せて蒸し器で10-14分ほど蒸します。仕上げに醤油少々と熱々に熱したごま油をかけて完成です。蒸し時間が魚の大きさで変わるので最初はコツがいりますが慣れると簡単ですので是非試してみてください。