流行りに乗ってスーパーライトジギング(以下SLJ)を始めたピカピカの1年生の私が、メタルジグのアシストフックを買ってみたお話。初心者のくせに変にコダワリが強いですが、気にせずお読みください…。
SLJを初めるにあたって、まず揃えたのが40~60gのメタルジグ。ショアジギング(陸っぱり)も流行っていることもあってここの辺りの重さは種類も豊富ですね。ショアジギングということはキャスト性能が高いということでしょうか…。まぁ、あまり深いことを考えずに、とりあえず見た目重視で選択した訳です。
はじめの一歩としてはいい選択をしたかも、サムライジグ、アオモノキャッチャーがいい仕事してくれます。
- シマノ コルトスナイパー アオモノキャッチャー
- シマノ オシアスティンガー バタフライフラットライト
- ダイワ サムライジグ
ここの辺の色違いをなんだかんだで7本ほど購入。まぁ、大手メーカーの無難なところを…。あとはなぜか持っていたジャクソンのgallop 30gが2本。最初はこんなラインアップから始めたのですが、ついついAmazonやキャスティング、タックルベリーでちょこちょこ買っちゃって、少しずつ増えてきたメタルジグ。ところが最初に買った軽めのジグには標準でフックが装備されていたのですが、あとから買い揃えた80~100gのジグにはフックが結構ついていない!という訳で、今回はジグのフック(アシストフック)を買ってみることにしました。
う~ん、フックがない…買ってから気付きました…。これでは使えません!
と言ってもみたものの、どんなものを買っていいかわからず、キャスティングのフックコーナーをウロウロ…。Amazonをウロウロ…。そしてネットをウロウロ…。熟考のすえ、購入したのは…、
- メジャークラフト ZOC(ゾック) タンデムフック
メジャークラフト ZOC https://www.majorcraft.co.jp/lureitem/7945
10本入りの徳用パックとかがあれば、もっとお安く買えるかな?
まず一番のポイントはお安いこと!!他の有名メーカーと比べて20~30%ぐらい安かったんです。これは大きなポイント!手持ちのジグ本数分と、今後、頻繁に交換することを考えたら、あまりお高いのはご勘弁願いたいところ。普段なら自作して…となるところなのだけど、材料費を考えてみたら「この値段で、このつくりなら買った方がいい!」という結論になりました!!
あとは針の形状。ムネリがないムツ針というか、「シマノ コルトスナイパー アオモノキャッチャー」についていたフックが気に入って、同じフック形状ものを探してみたものの意外と無い…。そしてたどり着いたのがメジャークラフト ZOCという訳なのです。
- ZOC タンデムフック HT2030 #2(バックオーダーで未到着)
- ZOC タンデムフック HT2030 #1
- ZOC タンデムフック HT2030 #1/0
- ZOC タンデムフック HT3040 #2/0
買ったのはこの4種類。型番の2030とはPEラインの長さ。段差仕様なので片方が20mm、もう片方が30mmという仕様。フックサイズはイメージができなかったので、目ぼしいところをかたっぱしから購入しました。ところでこのサイズ表記って分かりにくくありません?ブラックバスとかやる人は常識なんでしょうが…。
#2の方が小さく、右に行くほど、フックのサイズが大きくなるんですね。#2よりも#2/0が大きいってこと。メーカーによってはS、M、Lで表記しているところもありました。ちなみに下の写真左から#2/0、#1/0、#1です。
#2 < #1 < #1/0 < #2/0
左から#2/0、#1/0、#1
※下のマス目は5mm方眼です。参考までに。
メジャークラフト ZOCのラインアップとしては、
- シンプルなシングルフックのHS。
- 2本バリながら溶接リングのところでラインがまとめられている地獄針のデュエルのHD。
- 2本バリでPEラインの長さに段差をつけたチラシ針のタンデムのHT。
の3種類です。シングルが3セット入りでデュエルとタンデムは2セット入り。針、溶接リング、ラインは日本製で、アッセンブリはベトナムだそうです。オリジナルフックの針先も鋭く、溶接リングはしっかり。なにより日本製の素材を使っているので安心ですね。フックサイズやPEラインの長さ違いなどラインアップも豊富です。
パッケージには「フックを極限まで軽量化」と謳ってます。軽量化とはフッキング率を上げるために細軸化して貫通力を高めているということみたい。針の軸が太ければ大物とのやり取りでも安心ですが、貫通力が落ち、フッキングが悪くなるので、あえて細軸化したということなのでしょう。面白いのは「※フッキング重視のため、強引なファイトは針の変形につながります」と但し書きがあります(笑)。
実際手に取ってみると針に平打ち加工がしてあり強度も十分ありそう。それほど細軸で不安になるほどでもないかなぁと。ヒラマサやキハダマグロなんかとゴリゴリやりたい人には向いていないのかもしれません…。メーカーも強引なファイトはしないでね!って言ってますし。
かなり丁寧なつくりに見えます。仕上がりはバッチリ!あとは魚をかけてみるだけ!?
あとは編まれたPEラインの芯にフロロが入っているみたいですね。しなやかかつ適度なハリがあり、フックが暴れるのを防いでいるそうです。触ってみると程よい太さでフックがあっちこっち向いたりしないからいいかも。PEラインと針の接合部の処理は、よく使われている収縮チューブではなく、ロッドのガイドの処理と同じでセキ糸を樹脂でコーティングしてあります。ふいにサワラやタチウオなど歯の鋭い魚がかかっても多少はブレイクを防いでくれるかも。もちろん最初からサワラやタチウオを狙うなら専用のフックを選択した方が吉だと思います。
これで手持ちの針なしジグが使える状態になりました!
さぁ、さっそく手持ちのジグにつけてみました。左上から…
- メジャークラフト ジグパラ バーチカル ショート 100g
- メジャークラフト ジグパラ バーチカル イカナゴ 90g
- メジャークラフト ジグパラ バーチカル スローピッチ 100g
決してメジャークラフトの回し者ではありませんよ!!!
オーソドックスなジグながらラインアップが多いですし、ジグ自体もお安いんですよ!!とにかくジグを揃えなくてはいけない初心者には最適で~す。
- 右の2本は中古のジグ(ともに80g)です。
あとは中古のジグも数本買ってみました。もともとフック無しで売られていることもあるし、ついていたとしてもそのまま使うのは、いくら横着な私でも気が引けるので…。中古ジグには新品のフックをつけて使いたいところです。
そんなこんなで手持ちのすべてのジグにフックがつきました。フックがついていないジグなんてまったく役に立たないですもんね…。よかったよかった。今のところかなり満足です。あとは実際に魚をかけてみてどうか?というところでしょう。ここ最近風が強い日が多くてなかなか釣りができていないので、今度の週末は快晴でSLJを楽しみたいですねー!