【DIY】ワカサギライブウェル 自作

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ワカサギライブウェル 自作 使用時の予想図
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ハリハズシを取り付けるため、釣行前日に突貫工事で作った『ワカサギライブウェル初号機』は、底が割れている上にワカサギもこぼれてしまう欠陥品だった。

ワカサギライブウェル 自作 失敗作
穴も適当だし順当っちゃ順当

割れ目から落ちるのか、穴が大きすぎて抜けちゃうのか…。
そのまま使っていると、せっかく釣り上げたワカサギを落としそうなので作り直すことにした。

必要な材料・道具

加工しながら道具を出したりしたので、道具が全部揃っている写真が無いのだけど、最終的には以下の道具と材料が必要になった。

  • インパクトドライバー
  • ドリルの刃 2mm・4mm
  • ホールソー 19mm
  • デザインナイフ
  • サークルカッター
  • ハサミ
  • +ドライバー
  • 定規
  • ボールペン
  • マジック
  • メタルジグ 適量
  • メガフードコンテナー(抗菌) 5.5L
  • 取手付メガフードコンテナー(抗菌) 5.5L
  • 園芸用鉢底ネット 角型
  • クリスティアワカサギ 快適ハリハズシ
  • ボンド ウルトラ多用途SU プレミアムソフト
ワカサギライブウェル 自作 購入した物

費用

接着剤は、前述の通り手持ちに合ったので未購入。
購入するなら600円くらい。

  • メガフードコンテナー:200円
  • 取手付メガフードコンテナー:200円
  • 鉢底ネット:100円
  • 快適ハリハズシ:2,900円

計:3,400円

製作工程

ケガキ

穴を開ける位置を決めるため、おおよその大きさを測定してボールペンでケガキ(加工の為の線引きのこと)する。

ワカサギライブウェル 自作 ケガキ

メインの穴あけ・バリ取り

まずは中心に大きなメイン穴を開ける。サークルカッターで切ろうと試みるも

ワカサギライブウェル 自作 メイン穴あけ

思ったより硬くてうまく切れなかった。
サークルカッターで切った跡が残ったので、ドリルで小さい穴を開けてそれをつなげようと思ったが

ワカサギライブウェル 自作 メイン穴あけ 別の方法挑戦

デザインナイフで簡単に切れていくのが分かったので、サークルカッターの痕跡をそのまま切り抜いちゃうことにした。

ワカサギライブウェル 自作 穴あけ成功
ドリルで穴開けた意味なかった
ワカサギライブウェル 自作 割れた…
しかも勢い余って割れた
ワカサギライブウェル 自作 メイン穴あけ完了
切り抜くのは簡単だった

切り抜いたらバリをデザインナイフで削り取る。

ワカサギライブウェル 自作 メイン穴 バリ取り

これでメイン穴の穴開け完成である。

サブ穴開け・バリ取り

メイン穴だけだと水が抜けきらないので、端にサブの穴を開けていく。

ケガキを元に穴あけの位置を決めてドリルで下穴を開ける。
下穴を開けたら、ホールソーで穴を大きくしていく。

ちなみに最もキレイな穴を開けられたのは、このホールソーを使ったときだった。

ワカサギライブウェル 自作 サブ穴穴あけ

計6か所、ホールソーで穴を開け、バリを取って完成。

ワカサギライブウェル 自作 穴あけ・バリ取り完了

ハリハズシ取付

ハリハズシに付いてきた、ネジ止め用のステーを当てて、取り付ける位置を決める。位置を決めたらマジックで印を付ける。

ワカサギライブウェル 自作 ハリハズシケガキ

ステーを一旦どかし、マジックの印に2mmのドリルで穴を開ける。
穴がネジより大きくなってしまわないように注意する。

ワカサギライブウェル 自作 ハリハズシベース取付

後は本体をネジでとめれば完成。

ワカサギライブウェル 自作 ハリハズシ本体取り付け
ワカサギライブウェル 自作 ハリハズシ取付完成

底網取付

まず底網を適当な大きさに切る。

ワカサギライブウェル 自作 底網加工
スーパー適当な大きさに切り

その後現物に合わせて微調整していく。

ワカサギライブウェル 自作 現物合わせ
切り刻んで合わせていく

最初は重ねただけで使おうかと思ったのだが、水に漬けたら浮いちゃったので断念。

ワカサギライブウェル 自作 底網が浮くか実験
これじゃ結局ワカサギ逃げちゃう

接着剤でくっつけることにした。

ワカサギライブウェル 自作 底網貼り付け
プラスチック対応で耐水性のあるやつ

底網の端がめくれないよう、端っこに接着剤を重点的に塗る。

ワカサギライブウェル 自作 底網貼り付けの為の接着剤塗布

網を置いたら、くっつくまで重石を置いて放置。

ワカサギライブウェル 自作 底網に重石して固定
重石は我が家にいくらでもある

1日もあれば接着するはずだが、念の為3日ほど放置しておいた。

完成

完璧にくっつけば完成。

ワカサギライブウェル 自作 完成

実際に使うときは、重ねてエアレーションを仕込んで使用する。
横から見るとこんな感じになる。

ワカサギライブウェル 自作 使用時の予想図を横から見た図

水を入れての試運転も上々。後は実戦あるのみ。

ワカサギライブウェル 自作 水を入れて試運転

反省

仕上がりについて

出来上がりには文句なしに良い。
底が一部割れてしまったのが悔しいが、網を張ったので強度的にも問題無いと思う。

使用中は水に浸かっていることになるので、接着剤がふやけて剥がれてくるのが心配ではある。
剥がれちゃったら

  • 溶解性の接着剤に変更するか
  • 結束バンドで縛るか
  • 底網の固定を諦めるか

のいずれかで対応するかなぁ…。とか考えてる。

ライブウェル(生簀)の必要性

大前提として、ワカサギ生かす必要があるの?という疑問がある。
ベテランワカサギ勢は、手持ち式ハリハズシしょうひんめいがわからないを使用していて釣れたワカサギの処理が圧倒的に早い。生かすことを考えない方が断然効率的なのである。

ムーチングやるから生かしておいた方が良いような気もするし、死に餌でもムーチング成立するらしいから生かす必要もない気がするし…。迷走中である。

DIYの効率

釣りに限らずDIY全般に言えるが既製品で済むならば、買った方結果的に『早くて』『出来が良くて』『安上がり』である。

僕は工具が揃っているから思いついたらすぐDIYしちゃうのだけど、足りない工具を買ったら赤字っていうのはしょっちゅうである。

もし安く上げたくてDIYしようとしているなら、一旦落ち着いてコスト計算してから取り掛かってほしい。

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