ジギング用のアシストフックをこんな感じで保管・運用している。

フック種別にワームケースに入れているのだけど、
- 絡む
- サイズ・長さがごちゃ混ぜ
- 適正サイズを選んでいるか不明
と使いづらい。よって使いやすい収納を考えることにした。
みんなどうしてる?
千差万別、皆さん色々工夫されている。ざっと調べた感じだと、
- ケースに収納
- そのまま
- ホルダーを利用
- スリットフォーム
- 袋に収納
- チャック袋に入れてケースイン
- 手帳型の収納ケース
- ジグにつけっぱなし
あたりが主流であろうか。
袋に収納はフックのサイズや種類を袋に書き込めるので管理が簡単だが、袋からの出し入れが煩雑なのと、袋自体の耐久性が不安なので選択外。
ジグにつけっぱなしは釣行準備的には効率良いし、足りないのもすぐわかるから良い方法だと思うのだが、どれにどのサイズのフックつけているかが分からなくなるのでフックの在庫管理にはならない。
あと僕みたいに無駄にジグ持っていると、その分アシストフックも必要になるのでコスパ悪い。
使わないジグとか、アシストフック着けておいても錆びるだけな気がする。

結局ケースに収納するのだが、そのままは今と変わらんので却下。
スリットフォームはスペースの割に収納量が少ないのを実体験済み。

よってアシストフックホルダーを利用することにした。
ホルダーと言えば
しっかりした市販品がある。
こういう長さが調整できる商品(バネ式)と
アングラーズショップアクアオリジナルの商品(ワイヤー式)の2種類。
どちらも一長一短あるようで
- 長さの調整が容易
- 1個で複数サイズ対応
- 高い
- 重い
- 商品の長さが決まっている
- 長さ別に数が必要
- 安い
- 軽い
といったところだろうか。
色んなサイズのアシストフックを買い散らかしているので、色んな長さに対応できるバネ式ホルダーを買おうと思っていたのだが高ーい。
万が一錆びちゃったら買い換えを躊躇する値段なのである。
よってワイヤー式のアシストフックホルダーを利用することにしたのだけど、こちらはアシストフックに適したサイズでないと利用できない。
まずは手持ちのアシストフックのサイズを測るところから始めた。
フックのサイズ確認
長さが分かればホルダーが用意できるので、ジギング魂で販売している定規を使ってアシストフックの長さを測る。

数mmは誤差なのと、どうせホルダーは5mm単位で用意することになるのでキリのいい数字に丸めてしまう。83mm→85mm、81mm→80mmといった具合である。
ついでにゲイブ幅も測っておく。

この作業を手持ちのアシストフック全てで行った。測定値は逐一エクセルでまとめておく。

これでアシストフックホルダーの必要なサイズがまとまった。
既製品を買うことも考えたが、結構サイズがばらついているので出費が大きくなりそう。
ネットを調べたら簡単な作り方もすぐに出てくるので、僕も自作することにした。
道具・材料
工程としては
- ワイヤーを曲げる
- プラ板を切断・加工
- ワイヤーをプラ板に刺し込む
だけなので簡単。
テレビ見ながら15個ぐらい作って3時間程だった。集中してやれば多分2時間掛からなかったと思う。

自作治具はこのために作成した物で、ワイヤーを同じ長さで曲げるのと、PPシートの同じ位置に穴を開け続けられるように設計してある。
- 自作治具
- 定規
- ペンチ×2
- 裁断機
- 金切り鋏
- 穴あけポンチ 0.8mm
- ハンマー
- 油性マジック
材料の針金は文中でワイヤーと言っているが、商品名としては『バネ線』や『硬線』などといわれる物。普通の針金より張りが強くある程度なら曲がらずに戻る針金である。
自作ルアーや自作天秤に使用する物なので、釣具屋の自作用品コーナーで取り扱っている。
PPシートはダイソーの物。厚みが0.75mmの物と1mmの物があるが、どちらでも差し支えないと思う。
- ステンレスバネ線 ¥750
φ0.8 - PPシート ¥100×4色
厚1.0mm
計:約1,150円
製作手順
1つずつ完成させていくより工程ごとに作業した方が早かった。
生産数が多いからね。
ワイヤーを曲げる
ワイヤーをこういう形にしたい。

30mm~90mmの部分はアシストフックのサイズごとに異なるのだが、両端の20mmの部分と5mmの部分は毎回同じ長さで曲げることになる。
まずは必要な長さにワイヤーを切断。両端の加工で25mmずつ使うので、必要な長さ+50mmで切断する。
70mmのアシストフック用を作るならば、70mm+50mm=120mmと言った感じである。
細いのでペンチで簡単に切断できた。
切断面の尖りを心配したが問題なかったので、ヤスリ掛け等の処理はせずに切りっぱなしで良しとした。時短である。

切断したら25mmの所で曲げる。少し戻るので90°以上曲げるのがコツ。

曲げたら反対側も同じように90°になるように曲げる。

ほぼ確実に歪むのだが後で修正するので気にしない。

先端部を外側に5mm曲げる。

この作業を両端やれば形にはなるのだが凄く歪んでいる。

これをペンチで修正する。
歪み以外にも曲げすぎ・曲げ足らずもあるので、合わせて修正する。

あらかた歪みが取れたらOK。

これを必要な個数分まとめて作ってしまえばこの工程は完了である。

PPシートの切断
次いでPPシートの切断。

これをまずは裁断機で20mm幅に切る。
通常のカッターだと切れず、アクリル用カッターだと時間が掛かり、ハサミだと真っすぐ切れず…。色々試した結果が裁断機。
裁断機でも簡単には切れないのだが、力を入れて4往復くらいすれば何とか切れる上に仕上がりが良い。
この段階でどれくらいの量が必要か見当がつかなかったので、各色7枚くらい用意した。

これを必要な長さに切断していく。ワイヤーを通す穴を端から5mmのところに開けるので、必要な長さ+10mmで切断する。
70mmのアシストフック用を作るならば、70mm+10mm=80mmと言った感じである。
裁断機で軽く切れ目を付ける。

切断大変なので、目印になる線が引ける程度で良い。

この線に合わせて鋏で切る。普通の鋏では大変なので、力が入りやすい金切り鋏を使用した。

PPシートの加工・組立
必要な長さに切断したら、両端にワイヤーを通すための穴を開ける。
自作治具にあてがって

穴あけポンチも治具のガイドに当てて打ち込む。

空いた穴にワイヤーを通して

形を整えたら完成。

量産して片っ端から組み立てていく。

記入
完成品の裏面に保持するアシストフックの情報を書いておく。
後で消せるかと思って鉛筆で書いたら薄すぎて読みづらいので、結局油性マジックで書くことにした。
自作だとすぐに作り直せるので書き込みにも躊躇しないのは利点である。

情報書き込んだらアシストフックを取り付ける。
掛かりが甘かったりするので、その場合はワイヤーを広げたりして微調整である。

手持ちのアシストフック全てこの工程を済ませたら完成。
船上で判断しやすいように、ゲイブ幅ごとにPPシートの色を変えてみた。

これをメイホウのVS-3020NSに並べるとこう。
なかなか分かりやすくなったんじゃないかと満足である。

作ってみて
ホルダーの作成自体は簡単なのだけど、裁断機用意したり自作治具作ったりと事前準備が手間。
しかもクオリティは市販品の方が圧倒的に高い上に、市販品も3枚セットで数百円と比較的お手頃価格。
市販品買った方が圧倒的に効率的でおすすめです。
サイズ感
PPシートの幅ワイヤーの曲げ寸法はコチラのサイトを参考に決めさせていただいたのだけど、概ねこのサイズ感で問題ないのかな?というイメージ。
PPシートは30mmくらいまで大きくできるけど、文字が書きやすくなる以外にメリットは無さげ。
ワイヤーの20mm部分は伸ばしても25mmくらいまで。それ以上にするとVS-3020NSに収まらなくなりそうである。
収納するケースによってサイズは変わってくると思うので、先に収納ケースを決めて、それからホルダーのサイズを決めたらよいのではないだろうか。
ホルダー自作のメリット
自作の良い点は
- 遠慮なく書き込める
- 好きなサイズで作れる
- 必要なパーツだけ作れる
- シートの色変えたり工夫できる
といったところ。
ここら辺にメリットを感じるのであれば、そこから自作を考え始めても良いんじゃないかと思う。

