- ワイヤーの曲げ加工
- PPシートへの穴あけ
は毎回同じ寸法で行うので治具を作成した。
数個ならペンチなどの手工具で作れば良いのだけど、10個を超える制作数なら治具が有った方が圧倒的に効率的である。
治具作る手間はあるが継続的に使えるので無駄にはならないはず。
せっかくなので治具の作り方も公開しておく。
道具・材料

特に特殊な道具は使っていない。
ワイヤー(ステンレスバネ線)は釘の高さを決める定規代わりに使ったので、材料では無く道具である。
- ケガキ針
- スコヤ
- ハンマー
- プライヤー
- インパクト
- ポンチ
- 穴あけポンチ
- カッター
- 金切りバサミ
- 鋸
- ワイヤー(ステンレスバネ線)
ベースとなる2×4材やMDF材は家に余っていた物なのでタダ。MDF材なんかこのときに梱包として使われていた物の再利用なので廃材みたいなもんである。
幅広プレートは金物コーナーにあるなかで一番安かった物を選択。
皿タッピング(ネジ)は合うものを特売コーナーで見つけた。
平頭釘は長さがある程度ある中で可能な限り小さい物を選択。フィーリングで選んだが、結果的にこのサイズで正解だった。
残り物とか特売品とか、総じてお金掛からないように作っている。
- ベース木材
2×4材 - MDF材
- 両面テープ
- 幅広プレート ¥300×2枚
74mm×30mm×3.2mm - 皿タッピング ¥250
3.5×25mm - 平頭釘 ¥150
#18×13mm
計:約1,000円
製作手順
ワイヤーの曲げ加工側をベンダー、PPシートへの穴あけ側をパンチとした。
ベンダー側の加工
ワイヤーをこういう形に曲げたい。

つまり
- 端から5mmで曲げ加工
- 端から25mmで曲げ加工(5mm+20mm)
できるように作りたいのである。
まずベース木材の適当な位置に直線をケガキする。

この直線上に平頭釘を打つ。端すぎず真ん中すぎない適当な位置で良い。
ベース木材に対して垂直に打ちたいので、プライヤーで掴んでしっかりと固定した。


このままでも作業は出来そうだが、曲げ加工中のブレを抑えるためになるべく平頭釘を打ち込んでおきたい。
ワイヤーで平頭釘を挟み、更に打ち込んでいく。

平頭釘が打ち込めたらそれに沿うように幅広プレートを仮付け。スコヤを使ってベース木材の縁に対して直角になるようにする。
とりあえずの仮付けなのでビスも2箇所くらいで良い。

この留めた幅広プレートに対して直角になるように、もう一枚の幅広プレートを当てていく。
平頭釘の中心が支点になってワイヤーが曲がるので、そこから長さを測り5mmのところで幅広プレートを仮止めする。これで5mm側はOK。

次は25mm側。
平頭釘を打ちたい位置(幅広プレートから25mm)を見て

先ほどと同じように垂直に平頭釘を打ちこんでいく。
ある程度打ち込んだら、こちらもワイヤーを刺し込んで高さを調整する。

これで暫定的に完成。

そうしたら幅広プレートを本締め。
ポンチでネジ穴の中心部に窪みをつけ、全部のネジ穴をビスで固定したら完了である。

パンチ側の加工
今度はパンチ側。端から5mm離れた位置に穴を開けたい。
PPシートへの穴あけの方法は穴あけポンチを使うことにした。ドリルとか焼いたキリとか色々考えたが、多分穴あけポンチが一番簡単だと思う。
よって、端から5mm離れたセンターに毎回穴あけポンチを当てることができれば良いのである。
まずは材料としてMDF材を切る。
鋸とか考えたが、カッターでもなんとか切ることができた。


PPシートのガイド用に適当な長さで切断する。
色々試した結果、金切りバサミで切っちゃうのが手っ取り早かった。

両面テープを貼り

幅広プレートに直角に当たるように合わせて貼り付ける。

次いで穴あけポンチ用のガイドづくり。
0.8mmの穴あけポンチで加工することにしたので、その穴あけポンチが入る1.2mmの穴をMDF材に開ける。
工作マットの上でやったら工作マットに穴を開けてしまったので注意。

その穴が半分になるように切断し、更に適当な大きさに切る。

適当な端材に穴を開けたい位置(幅広プレート側から5mm、MDF材側から10mm)に印を付けてガイドにあてがう。

穴あけポンチ用ガイドの裏面に両面テープを貼り

穴あけしたい位置が見えるように貼り付ける。

完成図
このままだと長すぎるので、ベース木材を適当な長さで切る。
固定することを考えて少し長めに切ったのだが、実際に使ってみたら固定しない方が作業が楽なので、これはいらない工夫だった。

切り屑払って綺麗にしたら完成。

使い方はこう。まずはベンダー側。
25mmの方で直角に曲げる。ワイヤーが止まるまで刺し込んで曲げれば自動的に25mmで曲げれる。

その後5mmのところで曲げる。

これをワイヤーの両端で行えば完成形。

次はパンチ側の使い方。
あらかじめ欲しいサイズに加工したPPシートを刺し込み、窪みに沿って穴あけポンチをあてがい穴を開ける。

穴を開けた際の下面が出っ張ってしまうので削っていたのだが、意外と邪魔にならないので途中でやめてしまった。

これが完成形。

実際にこの治具を使用した加工は別記事を見て頂きたい。
治具があると同じ長さ・同じ位置での加工が圧倒的に楽になる。治具作成の手間を差し引いても楽。
多分アシストフックホルダー作る時は複数個数を作ることになると思うので、どうせ作るなら治具からつくっちゃうのがおすすめです。



