親父を連れてどこに行く?
気を使ってくれているのか、息子と遊びたいのか、魚が食べたいのか…。
真相は定かでは無いが、親父が釣りに行きたいと言う。
前回は芦ノ湖で僕の素人船頭に付き合わせたのだが、今回は
- アジ・サバ等の小型数釣り
- カサゴ・アイナメ等のロックフィッシュ
- イカ
- アマダイ
が良いという。
親父は関東で釣りを覚えた人なので、駿河湾の状況と希望が若干噛み合わないのだが
- アジは焼津の夜釣り
- アオリイカはティップラン
- ヤリイカは石花海
- アマダイはどこでも
といった感じで希望には沿えそう。
ただ、この話が出たのが10月中旬で釣行予定日が11月29日。
先過ぎて釣況がどう転ぶか分からなかったのでしばらくは釣り物を決めないで様子を見ていた。
結局五目便
決めたのは11月上旬。
決めた段階ではアジ以外は比較的好調だったのだが、何でもできる五目便に決めてしまった。希望を聞いた意味とは。
タイラバのアマダイ五目も良かったのだが、あわよくば禁漁前の金州に行きたいのである。
手持ちの道具で2人分のタックルが準備でき、その上五目ができると言えば15増福丸。
色んな釣りをさせてくれるし、特に落とし込みサビキなら親父向けな気がする。
釣行予定日の出船予定を確認すると金州⇒ロボ便が2名だけ。
夏の盛況っぷりから比べれば少し寂しいけど空いているのは僥倖である。
連絡して予約を取る。

時期的に出船できないことが多いので、その場合はタチウオかアマダイになります。
とあったが一向にかまわない。2人で予約する。
親父に報告すると『了解』との事。これでオールクリアである。
親父の分も含めて準備を始めた。
天気分からんのでできる事を
金州に行くか近海に行くかでタックルが変わってくるのだが、どっちに行くかが読み切れない。準備するのに困っちゃう。
一週間前の金州の予報なのだが

ウネリを見るとギリ行けそうだし、風見ると厳しそうだし、風向き見るとダメそうだし…。天候の見方よくわかんないから判断できないのである。
船長に聞くのも気が引ける。一週間先の天気なんて船長もきっと分からん。
ルアー類はまとめてあるので後は詰め込むだけ。時間が掛かるのはリーダーの結束なので、それだけ先に済ませておくことにした。

- ビースト2000
4号 サビキ - ジガー2000PG
3号 ジギング - ジガー2000HG
2号 ジギング・サビキ - オシコン300MG
1.2号 タイラバ・バチコン
- ビースト2000
4号 サビキ - ジガー2000HG
2号 ジギング - オシコン300MG
1.2号 オールマイティ - 炎月150PG
0.8号 タイラバ - ストラディック
1号 LJ
といったイメージ。これだけ支度しておけば、なんにでも対応できるはずである。
ラインの太さに応じてリーダーの太さも適当に決めた。
出船確定
前日の午後に連絡が来ていた。行き先は近場との事。
天気的には金州も行けそうだったけど、親父の事考えると近場で結果オーライな気もする。
仕事に出ていたので、帰宅途中で船上飯を仕入れて帰宅。
夕飯後に荷造り開始である。
荷造り
結局
- ジギング・LJ
- バチコン
- サビキ
の準備をすることにした。タイラバをどうするか最後まで悩んのだが今回はお留守番。荷物軽くするのを優先した。
まずジグのドラフト会議。
近海なので2号200gが標準となるが、前後を考えると150g~300gくらいが必要だろうか。
LJまで考えるなら100g前後も欲しい。
手持ちのジグで、そこらへんの重量のジグを片っ端から出してみた。

TGベイトは確定である。シルエット小さくて60g~180gまで幅広く揃っている。
TGベイトスリムも60g・80gを持っていたので持って行く。
枝豆じぐも前回のジギングで好調だったので持って行きたい。重量がアンバランスだが手持ち全て持って行く。
スパイNとウロコジグも重さが丁度良かったのでピックアップ。
スロースキップFBも良い重さを持っていたので、ショートジグとして選択。
LJ用にバイトビーンズも持って行く事にした。

- 枝豆じぐ
210g・250g・290g・360g・420g - スパイN
80g・130g・150g・200g・300g - スロースキップFB
150g・200g・250g - TGベイト
60g・80g・100g・120g・150g・180g - TGベイトスリム
60g・80g - ウロコジグ
160g・200g・250g・300g・350g - バイトビーンズ
60g
ジグの選抜が終わったら、接続具やフックとまとめて一緒にしておく。
シラスパターンも考え、ジャコフックも入れておく。

15増福丸に乗るならバチコンとサビキは欠かせない。パックしてあるのでオモリを出すだけ。
オモリは指定された号数を持って行く。

道具類はいつもの通り。

リーダーとノットツール。

絶対寒いのでカイロと、親父のサビキ用に電動リールのバッテリー。

身につける物。

食事類は、仕事からの帰宅途中に寄ったクリエイトで購入。
滅茶苦茶安かった。

衣類は完全冬仕様。厚手なのでかさばって仕方ない。

ヨレヨレだけどまだ仕事してるヒートテック(みたいな物)。
いい加減変えないと。

インナーソックスは冬の釣りにマジおススメ。
足元がどうしても冷えるので、これがあるだけで体感温度が全然違う。

タックルセッティング
今回やる釣りは
- ジギング・LJ
- バチコン
- サビキ
である。
ジギングはメイン200g前後を想定。
LJ(ライトジギング)は60g~100gくらいでスピニングタックルならキャストもしたい。
バチコンは金州と同じタックルでライトジギングも兼用できそう。
サビキは、親父がやる分は電動が良い。自分がやりたくなったらジギングタックルでやることにする。
色々考えて用意したのは以下のタックル。
- 21 スローバンプSSD 634/FSL(テイルウォーク)
- 19 オシアジガー Fカスタム 2000NRHG(シマノ)
- Xブレイド スーパージグマンX8(Y.G.K)
2号 270m - オシア ナイロンキャスティングリーダー(シマノ)
40lb 4.5m PRノット - P-14 ソリッドリング(オーナー)
内径5.0mm 150lb 万力ノット
- 21 スローバンプSSD 633/FSL(テイルウォーク)
- 17 オシアジガー 2000NRPG(シマノ)
- UVF ソルティガ デュラセンサー X8+Si2(ダイワ)
3号 400m - ソルティメイト システムショックリーダー ナイロン(サンライン)
60lb 7.2m PRノット - P-14 ソリッドリング(オーナー)
内径5.0mm 150lb 万力ノット
- 23 L-ジギーズSSD S640/FSL(テイルウォーク)
- 19 ストラディック 4000XG(シマノ)
- PE X8(シーガー)
1号 300m - ショックリーダー ナイロン(バリバス)
20lb 3m PRノット - P-14 ソリッドリング(オーナー)
内径4.0mm 80lb 万力ノット
- 20 サクラマスジグ SSD C650(テイルウォーク)
- 24 オシアコンクエストCT 300MG(シマノ)
- オシアジガー MX4(シマノ)
1.2号 500m - オーシャンレコードショックリーダー(バリバス)
35lb 5.5m PRノット - P-14 ソリッドリング(オーナー)
内径4.0mm 80lb 万力ノット
- 21 シマアジマスター 205(アマノ釣具)
- 19 ビーストマスター 2000EJ(シマノ)
- Xブレイド オムニウム アップグレード(Y.G.K)
リング結束変更
いつもはイモムシノットで行うソリッドリングの結束を、万力ノット(つと結び)という物に変えてみた。
キハダキャスティングをやる人が使うノットで、引っ張れば引っ張る程締まっていくので、イモムシノットの様にほつれてしまうことが無いらしい。
ジギングで使っている人は存じ上げないが、多分問題無いはず。

準備完了
以上で準備完了である。
この時点で22時頃。思ったより時間掛かって睡眠時間削ることになってしまった。
どんどん寝る。


