きっかけはラジオ
富士市のコミュニティFM『ラジオエフ』(84.4MHz)に『魚王』という釣りテーマの番組がある。聞けるときは好んで聞いているのだが、ある放送回で「本栖湖にレイクトラウトが増えており、それをターゲットにした大会が開かれる。」と紹介されていた。
よく分からんので調べてみたら
- レイクトラウトは栃木県中禅寺湖にしかいなかった
- 何故か山梨県本栖湖で繁殖している
- 観光資源のヒメマスを食い荒らしているらしい
- そのせいかヒメマスが釣れない
- ヒメマス釣り復活を目指して、レイクトラウト減らしたい
という流れから大会を開くことになったようである。

レイクトラウトって大きくなるらしい。中禅寺湖ではゲームフィッシュの対象魚として一定の地位を築いている。
味に関しては諸説あるのだが、食べられないほどではないらしい。
これは釣ってみたいし食べてみたい。
ということで、大会に申し込んでみる事にした。
準備
ラジオ聞いたのが5月くらい、大会申し込みが7月くらいだったので準備の時間はたっぷりあった。
調査
現地でお店の方に教わったり、釣具屋で聞いてみたり、ネットで調べてみたりした。
生態に関しては山梨県水産技術センターが資料を公開しており、それを見ると大体まとめてある。
釣り方に関しては
- 時期によるが、水深20m~30mを狙うことが多い
- とにかく底を狙う
- 溜まっているポイントがある
- 大型スプーンやメタルジグが実績アリ
ということだった。
マップ作製
申し込み者に送られてくる書類一式にマップが含まれている。水深が記載されている本格的な物である。

僕のキャスト距離は絶好調で100m。レイクトラウトのタナは分かっているので、岸から100mのところに線を引いて、その分の水深がある場所が狙い目となる。
えらい苦労したがGIMPとAIを駆使して、50m・75m・100mの距離に線を引いた。
ザックリな距離なので信用しきれないが、無いよりはるかにマシだろう。

ポイント名を調べてマップに書き込んだら完成である。
下見
初見の場所でいきなり大会は不安なので、一週間前に下見に行ってきた。
朝6時に釣り開始。水はクリアだが泡立っている状態。

メタル系のルアーを色々投げ込んでみる。



80mほど飛ばせばカウント40くらい沈められる。理論上は水深30mそこそこ沈んでいるはずである。
分かったのは
- とにかく根掛かりがひどい
- 水深20mを超えた辺りで一気に水草が増える
ということ。
水草は毎投引っ掛かってくるので鬱陶しい事この上ない。

根掛かりも深刻で、ある地点で一気に引っ掛かるようになる。急なカケアガリをかわし切れていないのだと思う。
妙な場所で高切れするので、角度によってはラインを直に擦っているのかも。
8時までの2時間でジグとバイブを2個ロスト。ラインもそこそこ失ってしまった。
環境にもお財布にも悪いので対策を考えないと。
遊漁券を買っていなかったので、ここで一旦釣りをやめて売店に遊漁券を買いに行くことにした。
遊漁券は数か所で販売しているのだが、湖仙荘というお店の親父さんが漁協の組合長さんなので、情報を貰いに訪れてみる。
マップを見てもらいながら、底質や魚のパターンなどのアドバイスを頂くことができた。
アドバイスを元にポイントを変え再び釣り開始。…のつもりが大問題発生。体調不良である。
僕は元々結石持ち。数週間前から兆候はあったのだけど、この日は朝からヤベー感じだったのである。
だけど「本栖湖まで来ちゃったしな」とか「まだそれほど痛くないからギリイケるか?」とか考えてズルズル釣りしていたらガツンといきなり痛くなった。
しばらく待ってれば痛くなくなるかと思ったけど全くダメ。しかもこれまでの比じゃない、比喩じゃなく人生で最大の痛みだった。
30分ほど様子見ていたがまるで改善しないので、諦めて撤収することにした。
僕アラフォーなのに「痛いぃ、痛いよぅ…。」と呻きながら運転していった。地獄の道中であった。
ルアー購入
下見は不完全燃焼だったが、とにかく根がかり対策が必要なことは分かった。
- 滞空時間の長いジグをゆっくり見せながらボトムパンプ
(結果的に着底の回数を減らす作戦) - スイム系のジグで底を切り続ける
の2択で対応できるんじゃないだろうか。
手持ちではレイクジギングで使ってるジグが使えそうだが、根掛かりする場所に使うには勇気のいる値段である。中古ジグを漁ってみる事にする。
掘り出し物を見つけたり、「フリッパーが良いですよ」というアドバイスを頂いたりして購入したのが以下。

- ドラッグメタルキャスト
スロー - チビウロコ
- ショアスキッドジグ
- スピンビーム
- フリッパー
- フリッパーZ
これに、中禅寺湖で評判のいい『ロデオクラフト M.T Lakes 77』も購入してみた。
計:約5,400円
ジグ加工
最後にジグの加工である。中禅寺湖のメソッドを見ていると、派手な方が釣果が良いような気がするのである。
加工と言っても夜光シール貼るだけ。

根拠とか何もない。ただ手持ちの物を貼っただけである。
ここまでやって準備完了。後は荷造りするのみ。
荷造り
結局迷いが出て、ルアーは持てるだけ持って行く事にした。

箱に入れたらめちゃくちゃ重たい。

リーダーは16lbと20lbのコンパクトな物を準備。

後はサーフの道具をそのまま。

衣類は、夏仕様の上にシェルジャケットとシェルパンツを用意。
大会参加証とマップが本栖湖専用である。

竿とクーラー合わせてもコンパクト。

後は寝るだけ。



