2025年9月21日(土)
芦ノ湖箱根湾
すずきボート
にて
道具立て
- 23 ラワイヤ メタルティップゲーム
サーベルテンヤバーサタイル S662ML(ツリノ) - 20 ヴァンフォード 2500SHG(シマノ)
- シグロン X8(サンライン)
0.6号 200m - シーガー 船ハリス(クレハ)
3号 1.5m SCノット
- 23 L-ジギーズ SSD S640/FSL(テイルウォーク)
- 16 エアノス 1000(シマノ)
- メバルゲート(バリバス)
4lb(1号) 100m
スピニングは両方ワカサギ用。
ちょっとでも感度良くするために、手持ちで一番細い糸が付いているリールをチョイス。
- 21 紅牙AIR N69XHB-MT(ダイワ)
- 19 炎月CT 150PG(シマノ)
- UVF 紅牙 デュラセンサー X8+Si2(ダイワ)
0.8号 270m - ショックリーダー ナイロン(バリバス)
12lb 3m SCノット
- 20 サクラマスジグ SSD C650(テイルウォーク)
- 24 オシアコンクエストCT 300MG(シマノ)
- オシアジガー MX4(シマノ)
1.2号 600m - オーシャンレコードショックリーダー(バリバス)
35lb 5m PRノット
ベイトタックルはムーチング&ジギング用で持ち込んで、結局ほとんど使わなかった。
使用仕掛け・ルアー
- ショートハイパーパニック7(オーナーばり)
針:細袖2号 7本針
ハリス:0.4号
幹糸:0.8号 枝2.5cm
全長:1.24m - HYPER アジキャッチ7(ツリノ)
針:袖2号 7本針
ハリス:0.4号
幹糸:0.8号 枝2.5cm
全長:1.24m - HYPER アジキャッチ7(ツリノ)
針:袖3号 7本針
ハリス:0.6号
幹糸:1号 枝2.5cm
全長:1.24m
親父にはショートハイパーパニック。少しでも短くて取り回しが良い物を…、と思って選んだのだけど、今見たらアジキャッチと長さ同じだった。
僕はアジキャッチ。針の大きさで釣果変わるのか確かめたくて2種類使い分けてみたところ、小さい針の方が明確に釣果が良かった。
- からまん天秤 12cm(オーナーばり)
- 自作吹き流し仕掛け
一刀アマゴ王 7号(がまかつ)+フロロ1.2号 40cm
ロスト
- サビキ仕掛け:4
- ムーチング仕掛け:2
- オモリ:1
サビキ1つとオモリは根掛かりロスト。
あとは再利用不可で処分した。
釣果
ワカサギ
なし
3号針仕掛けでは全く釣れなかった。
アンカリングしていた時間が一番釣れた。
操船しながらでも釣れなくは無かったけど…。

当日の費用
- ボート代(半日):7,500円
- 遊漁券:1,800円×2
計:11,000円
それ以外には
- 高速代(帰りのみ):820円
釣況
湖況

釣行時間:6:00~12:00(実釣:6:30~11:30)
天候:霧 のち 曇
水温:24.1℃(現地での計測)
潮周り:ー
満潮時刻:ー
干潮時刻:ー
実釣エリア:箱根湾内
風:北西の風
水色:緑。いつも通り
自宅出発時点では小雨。それに加え、山中城跡を超えた辺りから濃霧が立ち込めていた。

芦ノ湖に辿り着くまでずっとこんな感じ。
しかし徐々に晴れ、出港する頃には霧は全く残っていなかった。
出船時に「今日は湾内にいて欲しい」との条件あり。
朝の視界の悪さから考えれば順当。
風は吹いたり止んだりといった感じだが、いずれにしてもそれほど強くない。
湖面も荒れる事は無かった。
日差しは強くなかったが暑い。結局半袖・短パンの夏スタイルで釣りをしていた。
ワカサギの反応は先週に引き続き多かった。
同船者は僕+1人(親父)。3人乗りエンジン船の艫に僕、真ん中に親父が座った。
他船の状況
先週に引き続き箱根湾内にはボートが多い。湾内東側にアンカリングしている船が多かった。
湖尻湾のボートも箱根湾で見かけた。
ワカサギの釣果としては、同じすずきボートから出船していた方が1,600gという釣果。
ブラックバスは放流直後ということで釣果が良かったらしい。
バスボートの集団も見かけた。大会かなにかだろうか?
レポート
出船まで
3:30~6:00
5時到着を想定して出発。
予報に反して小雨が降っているのだが、まぁそのうち止むでしょう。
たいした問題ではない。
と思っていたのだけど、山中城跡くらいまで来たところで濃い霧に包まれてしまった。
車線が分からなくて徐行するくらいの濃さである。ゆっくり箱根湾に向かう。
高速の方も霧が酷いらしく、親父は到着が遅れるらしい。
到着しても霧は晴れず、すずきボートの姐さんに挨拶がてら相談に行くと「待った方が良いよ。無理しないで!自分で判断してみて~」とのこと。
見てると他のお客さんも出船しないので、僕たちも待つことにした。
いつ出船するか判断が難しいと思っていたのだけど、明確に霧も晴れてきたし他のお客さんも出船準備を始めている。
それに合わせて僕たちも出船する事にした。
ワカサギ釣り
6:30~8:30
姐さんが1人のおじさんを指して、「あの人は流し釣りの超達人だから。あの人のいる所に魚いるよ」と特ネタを教えてくれた。もはやカンニングである。
それ以外にも最近の傾向として、海賊船の航路上が良いと聞いたのでまずはそこら辺を目指す。
海賊船発着場の沖、水深17mくらいの場所で凄くアツい反応を見つけたのだが何やっても食わない。底から10mほど真っ赤なのに、である。
針小さくしてもダメ、仕掛け変えてもダメ、放置してもダメ、色んな誘い方やってもダメ、タナを変えてもダメ…。仕掛けを長くして広く探ってもダメ。

打つ手が無さ過ぎて退散、達人おじさんの場所を参考にさせてもらうことにした。近づきすぎると邪魔だろうし、そもそもマナーが良くない事は自覚している。
ピッタリくっつくのではなく、近づいていきながら反応を探るような形にした。

こういう反応が出てくるところでアンカー入れて釣り開始。ここらでようやく釣れるようになってきた。

しかし親父が調子よくない。着底が分からないみたいなのだ。
水深14m・オモリ5号で着底が分からないなら、これはタックルバランスの問題だろう。僕が使っていたタックルと交換する。
親父に貸していたスピニングタックルはナイロンラインの方なのだが、確かに自分で使ってみると着底が分かりづらい。オモリ重たくすれば解決なのだけど、折角安定して釣れているのに、重たいオモリを群れに当てて散らすのはイヤである。
しばらく使っていたがどうにもストレスなので、余っていたベイトタックルを使うことにした。

ようやく2人そろって釣れるようになってきたが、その時間も長続きしない。群れが抜けるの早い割に、次の反応がなかなか入ってこないのである。
抜けるのが早いので、一旦回収すると落とし直した時には反応が無い。困ったものだ。
そのうち反応が途絶え、まったく釣れない時間が続いた。
凄腕おじさんはフットワーク軽く釣りまくっている。
- 釣る。毎回ほぼ全部の針に掛かっている
- 3セットくらいそれを繰り返す
- ドンドン移動
- また釣る
という感じで爆発している。アンカー入れていないのでフットワークが軽い。
羨ましくなったので移動しながらやってみる事にした。
素人船頭
8:30~11:30
うろつきながらいい反応見つけては、その都度アンカー降ろして釣りするようにした。

ただ、このやり方だとアンカー上げるのが大変である。
時間もかかってしょうがないので、そのうちアンカー降ろさないで入れなおしながら釣るようになっていった。
今回は旗があるから風見が楽チンである。そもそも風がそんなに強くないし。
反応を見つけたら風上に回り、流されながら見つけた反応の上に入っていくように操船してみる。

なかなか上手くいかないのであるが、読み通りに反応の上に入るのが楽しい。
ただ、下手な自覚がある分大騒ぎすることになる。親父に「いい反応あるからすぐに落として!!」とか、「あー反応抜けちゃったから上げて―」とか、「はい、もうすぐいい反応の上に来るからねー。いま!」とかギャーギャー指示を出し続けている。言ってる事だけみれば遊漁船の船長の雰囲気。
読み通り反応の上に入って親父が釣ると楽しい。凄く楽しい。
仕掛け全部にワカサギ掛かった時なんか、自分が釣るより楽しいんじゃないかと思う。
ただこれに気を良くして自分も竿を出すと途端にダメなのである。
前進・後進の微調整がおろそかになる上に、釣れちゃって魚探から目を離すと反応がどこにあったか分からなくなっちゃう。そうすると親父も釣れなくなるのでそのうち諦めた。
昼に近づくにつれ反応が見つからなくなってくる。
船団の方を見ても釣っている人が圧倒的に少ない。釣れているのは凄腕おじさんだけである。
ときどき見つける反応に誘惑されて竿を出しては上手くいかずに反省し…、というのを繰り返しているうちに終了時刻が近づいてきてしまった。
戻りながら反応を探していき、何の反応もなくなったところで納竿。沖上りとした。
結果
ワカサギ:80g 約30匹

課題
タックルの課題と操船の課題に分かれる。
ナイロンライン
着底・アタリが分かりづらかった。
ただ、リーダーがいらないのでどんどん切り詰めて使えるのが最大のメリット。値段も安い。
もっと細いナイロンラインにするか、素直にPEラインに替えてしまえばよいと思う。
深い所は赤い仕掛け
17mの群れがどうしても釣れなかった話を姐さんにしたところ、「紅サシ付けるか赤い仕掛けだね。」と即答された。
ルアーと一緒で、深場では赤色がアピールカラーになるんだと思われる。
パニックに拘るならここら辺。
他のメーカーからも色々出てるし、針自体が赤い物も効果あるんじゃないだろうか。
針のサイズ違いでいくつか持っていけば対応の幅が広がりそう。
針サイズは明確に影響あり
僕の3号針は全く釣れないのに、親父の2号針は鈴なりということがあった。
『サイズが合っていないので針掛かりしない』のではなく『アタリすら出ない』。見切られていたのだと思う。
ワカサギが大きくなってきたときに小さい針だと掛かりが悪かったりするんだろうか?
針が大きい方がアピールは強い気がするし…。今シーズン行くことあるなら、もうちょっと研究できそう。
なんにせよ、針サイズ2.5号を中心に2号と3号の仕掛けも持って行った方が絶対に良い。
操船しながらの釣りが効率悪い
技術の問題。腕が悪いからしょうがないのだけど…。
とにかく操船に慣れる。
慣れるまでは、誰かを乗せているときは操船に専念した方が良いように思う。
反応はとにかくマーク
入りなおすときに、何回もしつこく入っていると、航路が重複しまくって良く分からなくなってくる。
いい反応を見つけてすぐにマークしておけば、入り直しも分かりやすいし、後でもう一度見に来るのも容易である。