2025年9月13日(土)
芦ノ湖箱根湾
すずきボート
にて
道具立て
- 23 ラワイヤ メタルティップゲーム
サーベルテンヤバーサタイル S662ML(ツリノ) - 20 ヴァンフォード 2500SHG(シマノ)
- シグロン X8(サンライン)
0.6号 200m - シーガー 船ハリス(クレハ)
3号 1.5m SCノット
『サーベルテンヤ』って書いてあるけど、僕のティップランロッド。
サーベルテンヤで使った事まだない(何ならアオリイカも釣ったことない)。
手持ちの中で一番糸が細いタックルでメタルティップがお気に入り。
目感度も手感度もまるで問題ない。

- 21 紅牙AIR N69XHB-MT(ダイワ)
- 19 炎月CT 150PG(シマノ)
- UVF 紅牙 デュラセンサー X8+Si2(ダイワ)
0.8号 270m - ショックリーダー ナイロン(バリバス)
12lb 3m SCノット
ムーチングからジギングまでのマス狙い用。近海タイラバ用で、手持ちで2番目に糸が細いタックル。
マス狙いには少し糸が太いかも。
使用仕掛け・ルアー
- HYPER アジキャッチ7(ツリノ)
針:袖2号 7本針
ハリス:0.4号
幹糸:0.8号 枝2.5cm
全長:1.24m - スーパーパニック(オーナーばり)
針:細袖2.5号 14本針
ハリス:0.2号
幹糸:0.3号 枝1cm
全長:1.2m
安い割に釣れるアジキャッチと定番のパニック。
アジキャッチは針数が少ないので手前マツリが少ないのもいい。
パニックは針を大きくしたかった時に使ってみた。
- からまん天秤 12cm、15cm(オーナーばり)
- 自作吹き流し仕掛け
一刀アマゴ王 7号(がまかつ)+フロロ1.2号1m
ハイパー渓流 8号(がまかつ)+フロロ2号1m
天秤は金州バチコンで使っているちょい投げ用。
仕掛けは手持ちのマス針にフロロで自作。結果的には細い方しか使わなかった。
- TGベイト 30g(ダイワ)
ケイムラMGライムグリーンゴールド
フロント:TGベイトスリム純正ツインアシスト
リア:TGベイトスリム純正シングルアシスト
昔レイクジギングやった時に釣れたTGベイトを使用。
操船しながらの投入だったのでロクにやれなかった。
ロスト
- サビキ仕掛け2つ
- ムーチング仕掛け1つ
釣果
ワカサギ
ウグイ
ウグイはサビキにて釣獲。元気だったので写真撮ってリリースした。


当日の費用
下道で行ったので高速代は無し。
- ボート代(半日):7,500円
- 遊漁券:1,800円
- 仕掛け:350円
パニック1
計:9,650円
釣況
湖況

釣行時間:6時~14時(実釣:6時半~8時15分)
天候:雨 時々 曇
水温:25.5℃(現地での計測)
潮周り:ー
満潮時刻:ー
干潮時刻:ー
実釣エリア:箱根湾内
風:北西の強風
水色:緑。いつも通り

とにかく雨である。7時半頃までは降ったり止んだり、時折晴れたりといった感じだが、徐々に本降りになり10時ごろがピーク。
その後徐々に収まり、帰る頃には止んでいた。
風は強かったが湖面はそれほど荒れておらず操船しやすい。
ただ、風のせいで船がすぐに流されるので魚の反応を追い切れない。アンカー入れてないと僕には難しい条件だった。
朝一の気温で21℃ほど。雨のせいもあるが寒く感じた。
魚探にはワカサギもマスっぽい反応も出ていたがライズはほとんど見られなかった。
同船者は無し。
僕一人で、MAX3人乗りのエンジン船をレンタルした。
今シーズン・他船の状況
ワカサギシーズンとしては序盤の終盤とでも言うのだろうか。
8月末に湖尻湾(芦ノ湖の北)で釣れ始め、半月ほどで箱根湾(芦ノ湖の南)で好調となったところ。
昨年までは釣れない・釣れても小さい・タナが浅い、といった感じだったが、今年は例年通りらしい。
当日は悪天候にもかかわらず湾内には20隻くらいのボートが浮かんでいた。
3分の2くらいはワカサギ、残りはバスのイメージ。少ないながらもトローリングのボートも見かけた。
ネット上で出てきたワカサギの釣果は
- 箱根湾:660g~2700g
- 箱根園:680g
- 湖尻湾:810g~1500g
で箱根湾優勢。
サイズは見た感じどこも大差ないように感じた。
ワカサギ以外にもイワナ・ニジマス・ヒメマス・バスの釣果も見られた。
レポート
出船まで
4:00~6:00
3時に起床し準備開始。終わるや否や車に荷物を詰め込んで出発する。
この段階で4時過ぎ。5時の受付開始にはどうやっても物理的に間に合わない。まぁ遊漁船じゃないから誰に迷惑かけるでもなし。いいや。
念の為「遅れるけど必ず行くから!」と電話を入れると、「気を付けて来てくださいね~」と優しい言葉を頂いた。
芦ノ湖に到着したのは5時半前。トイレを済ましてから受付に向かう。
他のお客さんが出港し始めたタイミングであった。
受付と会計を済ませ、挨拶してボートに乗り込む。姐さんが「もういーい?」って待っててくれてるけど全然良くない。手際が悪くて準備に手間取るのである。
魚探セットして、ロッドキーパー付けて、釣り座のセッティングして…、などとワチャワチャ10分ほどかけて準備を済ませ、いざ出港。
箱根湾北東側にボート船団ができており、「あそこでアンカー降ろして釣るのが良いよ。反応無くなったら浅い方を探してみて。」とアドバイスを貰ったので、そちらに向かっていった。
ワカサギ釣り
6:00~8:30
船団の端っこにそっとボートを付けてアンカーを下ろす。
魚探の反応がものっ凄い。

急いで仕掛けを付けて落とす。
- 仕掛け:アジ7
- オモリ:5号
でスタートした。
コレはもらったね、と思いながらの第一投。秒でアタリが返ってくる。

すぐに3匹。絶好調ではないか。しかもその後入れ食いが続く。

毎投3匹くらい釣れるので面白いことこの上ない。
一度に掛かる数が少ないのが未熟で悲しい所ではあるが…。
ワカサギの足が速く、どんなに良い反応でも2投もすれば居なくなってしまうのが惜しい。ワカサギを外すのが遅いのもあるのだが。
しかし、10分もしないうちにまた良い反応が回ってくるのである。

着底した瞬間にもう釣れる。1時間で

大体これくらい釣りあげることができた。
『ワカサギを外すのが遅い』と書いたのだが、それでも去年までに比べれば断然早くて手返しが良い。間違いなくハリハズシのおかげである。
買って良かった、超快適。
一度に釣る数を増やしてもっと釣果に繋げたいところだが、なかなか針掛かりする数を伸ばせない。
誘い・タナ・回収など色々試していると、どうにか
- 釣れたらその場所でステイ
- しばらく待って徐々に巻き上げ
長くても1分くらい - 巻上はデッドスローで
- 明確に反応から外れたら普通に回収
- 釣れたら仕掛けを下げない!!
なんかを工夫して釣果を伸ばせるようになった。
特に、『釣れたら仕掛けを下げない』のが肝心らしく、下げるとバレちゃうのである。
今まで数が伸びてないのは、多分バラしてる数が多いからなのだと思う。
慣れてきたらコンスタントに5匹以上釣りあげられるようになってきた。

雨がだいぶ強くなってきたが反応は衰えず

釣れているうちはほとんど気にならないのでどんどん釣り続ける。

しかし、段々と反応もなくなり、

8時を過ぎたころには、反応無い時間が30分以上続くようになってしまった。
粘っていれば釣れるんだろうけど、教わったポイントも気になるので探検に行ってみる事にした。
ムーチング(泳がせ)
ワカサギをある程度確保したところでムーチングも仕込んでおく。
死に餌でも釣れるとはいうけど、なるべく活きの良い・中くらいのサイズのワカサギを選んで鼻掛けにする。

後は底から仕掛け分(1m)巻き上げて放置。
魚探の反応見ながらたまにタナを変えるだけ。
アタリどころかエサも取られないのでどうすればいいかよくわからない。
背掛けに変えて見たけど特に何も変わらず。

結局何もないまま。
アンカー降ろした時に再開しようと思ったけど、結局アンカーも降ろさなかったので、この日はやることなく終わってしまった。
探検
8:30~11:30
教えてもらったポイントへ探検開始。正直めっちゃ楽しい。
雨降ってるし、寒いし、操船もおぼつかないけど冒険感が凄い。
たまに魚探に反応が有ると興奮してしまう。

こういう反応の上に船をつけ続けよう、とは思うのだが本当に難しい。
反応の風下に戻って入りなおすと微妙にずれるのである。
風向きが感覚と実際でズレているのと、水流を考慮できていないのが原因なのだろうけど、原因が分かったからって対処できるかは別の問題である。
魚探の画面が小さくて、航路をしっかりと見れていないのも悪影響な気がする。
ようやく入れ直せたときには魚の反応が無い。
それでも全く竿出さないのもつまらないので、ムーチングの仕掛けを外してジギングをセットしておくことにした。
結果的に探検ルートは以下の通り。

途中で良い反応を見つけては随時ジグを投入していった。

結果的に釣れなかったのだが、マップの緑色の×印の場所で事件発生。
ジグを入れ、船の向きを整えているときに方向が変わりすぎてしまいジグがプロペラ側に回ってしまったのである。
ヤバい!と思ったときには後の祭り。ジーっ!っとドラグが鳴り響き糸が猛然と出始めた。プロペラにラインが絡まってしまった。
すぐにエンジンを止めたので大量には絡まなかったが、それでも糸が巻いている状態である。
TGベイトロストも嫌だし、何より船痛めそうだからそのまま走る訳に行かない。
幸い周囲に船は居ないし、岸に流される感じも無いので焦る必要は無さそう。
竿を置きエンジンを上げることにする。
エンジンを上げることにしたのは良いけど、上げ方が分かんないのである。
初めて来た時教えてもらったのにすっかり忘れてしまった。
『確かここら辺のレバーで上げるんだよな…。』くらいの間隔でエンジン周辺をモゾモゾ触る。
まず無いとは思うが、エンジン落っことしちゃったりしたらもう遭難である。めちゃくちゃビビりながら作業を進める。
何とかエンジンが上がりTGベイトも確認できた。
プロペラが曲がったり、どこか痛めたりもして無さそうで一安心。
ラインも手繰れば出てくるのでどんどん回収していく。
ジグが引っ掛かってしまったので決死の覚悟で身を乗り出して回収。本当に冒険である。

無事回収できたが今度はエンジンの下ろし方が分からない。
上げた時と同じようにあちこち恐る恐る触りまわって、上げた時と同じレバーをいじって何とか下ろすことができた。
はたから見ればさぞ滑稽だったと思うが、本日のハイライトであった。
オマケのバス釣り
12:00
探検中はさしたる釣果も無く箱根湾に帰ってくる。時間は11時半、3時間ほどうろついていたことになる。
12時を過ぎると1日料金になってしまうのでもう終わり時。湾内を魚探掛けしながら帰路につく。
湾内西側にボートが固まっており、そこら辺を魚探掛けるとまだまだいい反応がある。

流しながらサビキを落として、ワカサギを数匹確保。

これを大事に生かして桟橋に着いた。
「芦ノ湖のブラックバスは旨い」「桟橋の所でムーチングやると簡単に釣れる」という噂を聞いていたのでやってみたいのである。
姐さんに許可を取ると「いいよー、居ればエサ落してすぐ喰ってくるから。荷物片づけて、竿だけにしておいで。」と言ってくれたのでまず片付け。
その後仕掛けを変え、大事に生かしたワカサギを付けてバス釣り開始である。
しかしこれも空振り。一切反応が無かった。
途中で「仕掛けが長すぎる!」とアドバイス頂いたので1m⇒45cmくらいに詰めたが効果出ず。
帰り際に聞いたら、バス用なら15cmでも良いらしい。
30分くらい粘って桟橋を2回周ったが何にもないので諦めて帰路に就いた。
下着までぐっちょり濡れていたが風邪ひかなくて良かった。
結果
ワカサギ:238g 約100匹


課題
操船技術が無いのが一番の課題なのだが、それってもう練習あるのみなので、それ以外を考えてみた。
ムーチングの仕掛け短くする
過去記事を見返してみたら、確かにもっと短い仕掛けでニジマス釣っていた。
今の仕掛けは長いから切ればいいだけ。簡単にできるのですぐに対策する。
風向き見れるようにする
体感と実際の風向きが違うので、風を見れる工夫をしないといけない。
旗を立てれば良いと思うので、適当な物を自作して持って行くようにする。
ライブウェル作り直し
ライブウェルの穴が大きいのか、割れたところから逃げてるのか分からないけどワカサギが出ちゃっていたのである。
突貫で作ったからしょうがないんだけど、そのまま使い続けるには酷い仕上がりなので作り直すことにする。