2020年もマダコ絶好調は続くのか?

どうも、編集部のヤマケイです。昨年、絶好調だったマダコ釣り。ここ数年、好調続きではあったが昨年のフィーバーぶりは各メディアで報じられているところ。マダコ釣りといえば玄人向けの釣りというイメージであったが、タコエギ釣法などの成果もあり、一気にメジャーになりましたね。あまりの好調さに「マダコ釣り、行ってきたよぉ~」という人も多いはず。そんなマダコ釣り、2020年も釣れ続けるのか…。今年の初マダコを狙ってみるべく、調査に行ってきました。

釣り雑誌、釣り番組のみならず、まさかのあの人気テレビ番組でも!

まったく釣りに行ったことない人に、「釣りに行ってきたんだ~。マダコ釣ってきたよ」と話したら、まさかの返事。「マダコたくさん釣れてるんだって?」。マダコの好調ぶりは、釣り人のみならず、釣りに行ったことがない人にも伝わっているようだ…。
そして、まさかの出来事、あの人気テレビ番組「ザ!鉄腕!DASH!!」で東京湾のマダコ釣りが特集されていたのだ。しかも「DASH島」と同等の扱いで(笑)。鉄腕ダッシュといえば「メゾン城ヶ島(マコちゃん)」とか「DASH海岸」などでマダコが登場することはあったが、今回の企画は完全なる「東京湾のマダコ釣り」。これはとても嬉しい! 城島さん、上手にいいサイズのマダコを釣ってるー(笑)。しかも釣りを楽しみながらも無駄に釣り過ぎず(食べる分以外はリリース)、ちゃんと料理して美味しく頂いているのが、とても好感が持てるところ。こういう人気番組で釣っても楽しく、食べても美味しいを知ってもらえる機会が増えるといいなぁ~。

冬本番、極寒の中、マダコはどうしてる?

家を出たのは早朝4時。外は真っ暗。風がとても冷たく、少し風があるかなぁ。今日は午前中は風があるが午後にかけて風が弱まる予報。出船できるか微妙な感じだけど、とりあえず車を海に向けて走らせてみよう…。
途中でムーさんと合流。どうやら海はまだ風が強いらしい…。しばし時間をつぶすことに。
数時間後…港に到着。風が少し弱まってきたので出船することに。時間は10時を過ぎていた…。家を出てから6時間経過…自宅が海まで遠いので、こういう天気の時はツライですなぁ。海の近くに住んでいる人がうらやましい!(笑)
ちょっと脱線しましたが、本題へ。マダコ釣りのシーズンとしては、これからオフシーズンに入るところ。今日のテーマは、ポイントの開拓と夏から秋にかけて釣れたパターンを試してみて、季節によって違いが出るかを試してみる予定です。

マダコの攻めパターンは季節によって違うのか?

最近のブームに乗ってムーさんはタコエギ。私はこだわりがあってアオリイカ用のエギを準備します。今まではムーさんがロッド。私は手釣りだったのですが、ムーさんの強い勧めでロッドでのマダコ釣りに初挑戦することに。夏、秋シーズンと違って、水温が低いためマダコの活性は低いはず。果たして同じような攻めパターンで通用するのだろうか…。
マダコポイントは岸際なのであっという間にポイントに到着。スタートフィッシング~。しかし、なかなか反応がありません。いつもならば30分もやっていれば何かしら反応があるのですが…。ポイントを転々と移動開始。やはり水温が低くて活性が上がっていないのか? しかし、水温を調べるといつものこの時期よりも若干水温は高めの10℃。よりマダコへアピールすべくエギを激しめに動かしてみる。ムーさんはオーソドックスな誘いで、二人で違い方法で攻めてみることに…。

寒くても、元気にマコちゃんはやってきた!

しばし試行錯誤、ポイント移動をしていたが、ついにその時はやってきました。移動直後の一投目。着底とともに糸ふけを取っているとロッドに反応が。聞き合わせをしてみると、重みを感じる。どうやら落ちてきたエギがマダコのすぐ近くに落ちたらしい。一切誘いを入れることなくマコちゃんをゲット。1kg弱ぐらいかな? この時期にしてはサイズが小さめ。1月から2月にかけてはオフシーズンに向かうが、出ればサイズが大きいっていうのが定説なのだが、それにしても小さいな。若干気になるところ。でも、この極寒の中、マダコの顔を見れて一安心。やっぱりマダコはいたんだ~(笑)。
マコちゃんの顔が見れたので一気にヤル気が出てきました(笑)。ここは連続ヒット、あわよくばサイズアップを狙います。しかし、意気込みと裏腹に根掛かりの連続。ムーさんも福袋でゲットしたタコエギを早々にロスト。私も手持ちのアオリイカエギを3本も…。マダコ釣りは根掛かりを怖がっていると釣りになりません…。

マダコの冬パターンは「あまり誘うな!?」

厳寒期でもマダコを確認できたムーさんはスイッチオン。おもむろにコンビニ袋をハサミで切りだし、これまた福袋でゲットしたダイワ 快適船タコエギSS 3.5号 (夜光ホワイトキャンディー)の上に短冊切りしたコンビニ袋を結んだのだ。タコエギやタコテンヤの上に目立つように飾り物をつけるのはよくある手ではある。しかし、ここからムーさんの快進撃が始まったのだ…。
最初の1匹目は残念ながらサイズダウン。小さくてカワイイマコちゃん。そしてポイント移動後、立て続けにヒット! どちらも1kg弱ぐらいか。

ムーさんの攻め方を見ていると、ロッドを震わせているが、あまりタコエギに動きを与えていないように見える。上に付けたコンビニ袋がヒラヒラしているイメージか? 寒くて活性が低いので、エギを少し動かしてアピールしていた私は最初の1匹だけで撃沈。その後、ノーヒットで終わってしまう。タコエギをあまり動かさないということは根掛かりのリスクを伴うが、マダコへの誘い方としては基本ではある。私も秋口には5回小突いて10秒ステイというパターンでマダコを何度かゲットしているが、どうしても根掛かりが怖いのでエギを動かしてしまう(笑)。小突くというよりもロッドの先端を震わせるイメージか。根掛かり覚悟ならばタコエギをゆっくりズル引きするのも有効なハズ。今度試してみよう…。
今日は出船が遅かったので、いくつかポイントの海底具合を調査して帰港することに。

お正月料理といえばマダコでしょ、ってことでマダコ釣行、いかがでしたか?
2019年の好調ぶりは凄かったですね。厳寒期にあえて今年のマダコ釣果を占う釣行を決行。500gが1匹に1kg弱が3匹。短時間で4匹釣れたものの、気になるのはこの時期にしてはサイズが小さいこと。この4匹は秋以降に産まれた個体だろう。去年は水温が高かったので産卵期がかなりズレたのだろうか…。2020年も好調であって欲しいですねー